消費者庁が注意喚起! 屋台で売られている、こんなものが危なかった
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夏祭りや縁日の楽しみの1つは、屋台でおもちゃや食べ物を買うこと。
しかし、屋台で購入するものの中には、子どもにとって危険なものがあるのです。
消費者庁の公式ツイッターアカウント『消費者庁 子どもを事故から守る!』(@caa_kodomo)は、2018年7月12日に「夏祭り・縁日の玩具等に注意!」という内容の投稿を3点行いました。
消費者庁が注意をうながしたのは、ケミカルライト、ボタン電池、水を吸うと膨らむおもちゃです。
ケミカルライト
屋台で子どもの目を惹く、暗闇で光るおもちゃ『ケミカルライト』。スティックを軽く折り曲げると、酸化液と蛍光液の2つの化学物質が化学変化を起こして光ります。
棒状のものや、スティックの何か所かを軽く折り曲げて、輪にして腕に通すものなどが売られています。
※写真はイメージ
この『ケミカルライト』は、中の液体に要注意!
消費者庁は、次のように注意をうながしています。
『ケミカルライト』を販売しているルミカによれば、スティックの中の液体は「中性洗剤程度の有害性」だとのこと。
決して無害ではないので、次のように対処することが薦められています。
ボタン電池
こちらも夜に光って、人々の目を惹く『電球ソーダ』。
さまざまな色や味があり、屋台ではこのように売られています。
※写真はイメージ
LEDが『電球ボトル』を下から照らして、ドリンクを際立たせてくれていますね。底の部分にボタン電池が入っているため、オンとオフの切り替えが可能です。
消費者庁によると、フォトジェニックで根強い人気を誇る『電球ソーダ』にも、こんな危険がありました。
光るおもちゃやドリンクなどに使われているボタン電池には、飲み込むと食道や胃などに穴が開いてしまう危険が!
事故情報データバンクによれば、2017年に次のような情報が寄せられたそうです。
店員のミスなのか、ドリンクの中にボタン電池が入ってしまっていました。「もし子どもが飲み込んでいたら…」と考えると、背筋が冷えます。
ボタン電池は、『電球ソーダ』以外の多くの光るおもちゃにも使われています。
※写真はイメージ
予想外な場所にボタン電池があって誤飲してしまわないか、注意をしたいですね。
水で膨らむおもちゃ
屋台では、こちらの艶やかなボールも人気です。
※写真はイメージ
一見「スーパーボールかな?」と思ってしまいそうですが、こちらは別物。
水を吸って膨らんだ弾力のあるボールで、屋台では『ぷよぷよボールすくい』、または『ジェリーボールすくい』などと呼ばれているそうです。
すくって遊んだ後は、ビンに詰めてインテリアにしたり、植物の土の代わりに使ったりなど広い用途で楽しむことができます。
さまざまなサイズがあり、中には0.15㎝から4㎝まで膨らむものも。
水に浸けていない、小さな粒の状態でも購入できるのですが…。
誤飲すると、腸で膨らんでしまう危険性が!
「レントゲンに映らない可能性が高い」とのことから、まだ言葉を十分にしゃべれない子どもが飲み込んでしまうと、発見が遅れてしまうかもしれません。
誤飲の可能性があるものは、小さな子から遠ざける必要があるでしょう。
※写真はイメージ
どれも、正しい使いかたをすれば楽しい物ばかり。
お祭りを最後まで楽しめるように、親子でおもちゃの液漏れや誤飲などに気を付けたいですね。
[文・構成/grape編集部]