ヒグマ駆除に寄せられるクレーム 北海道庁の呼びかけに「よくぞ言った」「人命が最優先」
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お湯の温度は… 消防局の注意喚起に「知らなかった」「本当に怖い」兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは同月1日、『ヒートショック予防法5選』と題して、動画を公開しました。
もしヒートショックが起こったら? 政府が教える5つの手順とは寒さが厳しくなってきた、2024年12月現在。冷めた身体を温めるために、シャワーの時間が長くなったり、湯船に浸かる機会が増えたりするという人は多いでしょう。1日の疲れを取ることができる入浴ですが、事故につながる可能性があるのはご存じでしょうか。
- 出典
- 北海道
日本では北海道にのみ生息する、野生動物のヒグマ。
豊かな自然を代表する存在でもありますが、近年は市街地でヒグマの出没が相次いでおり、農作物や家畜、人に被害を与える事故も発生しています。
北海道庁では、ヒグマによる事故を未然に防ぐため、さまざまな対策を講じており、狩猟免許を取得し訓練を経たハンターによる捕獲や駆除活動もその1つです。
北海道庁 ヒグマのハンターへの非難に苦言
2023年9月26日、北海道庁がSNSやウェブサイト上で呈したある苦言に、ネット上で反響が寄せられました。
同庁は、人や農業などの被害防止のため、やむを得ずヒグマを捕獲する場合があり、捕獲行為は地域の安全に欠かせないものだと主張。
また、捕獲への非難は、その担い手であるハンターの人員確保の支障となりかねないと危惧しており、北海道の住民とそのほかの地域に住む人々に活動への理解を求めました。
ヒグマの駆除がニュースになるたびに、「クマがかわいそう」などといったクレームが多く寄せられています。
しかし誹謗中傷に萎縮し、捕獲の担い手となるハンターが少なくなってしまったら、人命の危機につながる恐れもあるでしょう。
ネット上では、同庁の呼びかけに対し多数のコメントが寄せられていました。
・多くの人は捕獲の必要性を理解しています。道民ではないですが、住民の安全が最優先だと思います。
・危険な仕事を担っているハンターには感謝しかないです。「住民の命を守る仕事だ」と堂々としていてください。
・よくぞいってくれたと思う。札幌市民だけど、最近の出没情報の多さに、脅威を肌で感じながら生活している。
・非難する人は、ヒグマの怖さ、被害の大きさを知らないんだろうな…。
北海道のほとんどの地域がヒグマの生息地です。
ヒグマと人間が共生していくためには、隣り合わせになっている、互いの生活圏を荒らさないよう気を付けなければなりません。
ゴミや食べ物を放置しない、1人で山に入らない、出没情報を確認するなど、一人ひとりができる対策を徹底することが大切です。
そして、いざという時に命をかけて住民の安全を守る、担い手の重要性をしっかりと認識しておく必要があるでしょう。
[文・構成/grape編集部]