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ガラガラの映画館で起こった、怖い話に戦慄 女性の隣に男性が座ってきて…

By - grape編集部  公開:  更新:

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合意なく相手の身体に触れる、許しがたい性犯罪。れっきとした暴力行為であり、被害者の心身に深い傷を残します。

性犯罪の中には、身体に触れない加害パターンも。性器を見せつける、いわゆる『露出狂』の被害は多いとされています。

警視庁によると、2019年に起きた性犯罪は、東京都内だけで強制性交等が約240件、強制わいせつが約680件、痴漢行為(迷惑防止条例違反)が約1780件検挙されているのだとか。

性犯罪は被害者が泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれることも少なくないため、全国に多数の被害者が存在すると推測できます。

映画館で隣に座ってきた男性が…

1人で映画館に行った、漫画『シャム猫あずきさんは世界の中心』の作者である、のべ子(@yamanobejin)さん。シアター内は空いており、「気楽に映画を観ることができる」と心を弾ませていたといいます。

しかし、空いているにも関わらず、のべ子さんの隣には男性が座ってきました。もちろん、2人は顔見知りではありません。

明らかに不自然な状況の中、映画の上映が始まったのですが…。

なんと隣の男性は、シアター内で性器を露出。いうまでもなく、のべ子さんに性的加害をするためです。

のべ子さんは勇気を出してスタッフに助けを求め、警備員が出動することに。しかし、男性はその場から逃げていたといいます。

きっと男性は映画館のロビーで1人っきりの女性を物色し、のべ子さんをターゲットにしたのでしょう。

暗所でひと気の少ないシアター内の状況を利用した、卑劣な加害行為に怒りがこみ上げます。

性被害は誰にでも、どの場所でも起きる可能性がある

痴漢行為をする人はどこにでもいるから気を付けてほしい」という注意喚起を兼ねて、この実録漫画を投稿した、のべ子さん。

性犯罪や痴漢行為と聞くと、ひと気のない夜道や混雑した電車内を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、加害者はいろいろな場所でターゲットを物色しているのです。

投稿を読んだ人からは「フードコートで被害に遭ったことがある」「空いているバスで似た経験があった」といった被害報告が上がっていました。

また、『加害者は男性、被害者は女性』という考えも間違いです。年齢や性別問わず、誰にでも被害に遭う可能性はあります。

身体に直接触れられたわけではない場合、中には悲しいことに「たったそれだけのことで」「何もされていないでしょ」と被害を軽視する人も。

しかし、常識から外れた行為をする人に狙われる恐怖は言葉では言い表せないほど。触れられておらずとも、被害者は心に傷を負います。

被害者を1人でも減らすには、社会全体が「性犯罪を許さない、軽視しない」という考えをもつことが重要です。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@yamanobejin警視庁

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