実際の生理休暇はこんな感じ 想像と現実を描いた2枚に共感の声
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- 出典
- @mmmiii___n
女性にとって10歳頃から始まる月経(通称:生理)。
近年では、男女ともに生理への理解はこれまでより深まっているものの、まだ実態をよく知らないという人もいます。
現在、『生理休暇』が導入されている企業はまだ多くありません。
ネット上では、『生理休暇』を導入するべきか否かの声が上がっており、さまざまな意見が交わされています。
実際の生理休暇は…
みみん(@mmmiii___n)さんは、生理を知らない人が想像する生理休暇と、実際の生理休暇をイラストにして投稿。共感の声が寄せられ、反響が上がりました。
生理の実態をよく知らない人が想像する生理休暇がこちらです。
ソファに座り、ゆったりと温かい飲み物で身体を冷やさないようにリラックスしている女性。
そこまで体調はつらくなさそうに見えるかもしれません。
しかし、実際に生理休暇をとっている女性はこのような状態だといいます。
暗い部屋で、ベッドに潜り込み、痛みに耐えているのでしょう。とてもリラックスしているとはいえない状態です。
一般的に生理は、月に1回、1週間ほど続くものですが個人差が大きくあるもの。
実際には、月に2回以上きたり、1週間以上続いたり、まったく生理がない月があったりする『生理不順』に悩む人もいるのが事実です。
さらには、生理前にPMS(月経前症候群)や、PMDD(月経前不快気分障害)などで精神的、身体的に不調が現れることもあります。
「身近な女性は、そんな風に見えない」と思うかもしれませんが、女性の中にはそのような症状を隠して日常生活を送っている人もいるのです。
頭痛や腹痛、食欲の低下、ささいなことで涙が出てしまったり、不安が募ったり、毎月現れる症状が違うこともあるでしょう。
みみんさんは、このようにコメントをしています。
男女関係なく体調不良で休める社会になってほしい。それが前提で、身体の構造上、女性には月に1~2週間体調不良が現れるから、考慮してほしいです。
男女の差はなく「知ってるか知らないか」の違いしかないと思う。
男性は生理がないから知らない、生理が軽い女性も体験していないから知らない。逆に、男性で知ってる人もいるし、生理が重い女性は自分が体験してるから分かるだけ。
だから教育って大事だなと思います。
生理は、年齢を重ねるとともに症状が変わってくる人もいるようです。
周りの環境によって変化が出るパターンもあるのだとか。
投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。
・生理前の症状なのか、謎の罪悪感に苛まれるのがつらいです。
・ただ寝ているように見えるかもしれないけれど、激痛に耐えているんです…。
・本当に千差万別です。『男性』といわず『生理を知らない人』と表現しているのがいいですね。
20万件以上の『いいね』が寄せられた、この投稿。
人によって生理の症状が違ったり、経験をしていないから分からなかったりすることもあるでしょう。
生理問わず、体調が悪い人が近くにいた場合は、優しく気遣い、すぐに休暇をとれるような環境になることを願います。
[文・構成/grape編集部]