男性「産婦人科から女子高生が!避妊しろ!」 偏見に満ちた投稿に、怒りの声 By - grape編集部 公開:2018-06-20 更新:2019-06-10 妊娠生理産婦人科 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 近所の産婦人科には、時々制服を着た女子高生が入っていく。 頭はよくなくとも、下半身は人並み。避妊具もつけずにアホか! Twitterである男性の投稿が拡散され、議論を呼んでいます。 投稿によると、男性は産婦人科を妊娠した人のみが行く場所だと思っている様子です。 多くの女性から「これ以上、産婦人科に行きづらくさせないで」の声 男性の投稿に対し、偏見が広まることを危惧した女性から非難の声が上がりました。 昔から、多くの女性が「産婦人科=性行為」という偏見によって、産婦人科の受診をためらうことがあるといいます。 多くの人が知っているように、産婦人科は『産科』と『婦人科』が合わさった場所です。 【産科】 出産や不妊治療、中絶手術などを扱う。 【婦人科】 ひどい生理痛や生理不順、PMS(月経前症候群)といった生理に関する症状や、子宮内膜症や乳腺炎といった症状を扱う。 また、子宮頚がんや子宮体がん、乳がんといったがん検診のために産婦人科を訪れる人もいます。 断じて『産婦人科=性行為をした人のみがいく場所』ではないのです。 ※写真はイメージ しかし、一部の「産婦人科=性行為」と勘違いをしている人によって、「勘違いされたらどうしよう」と不安を抱いてしまう人も多いといいます。 特に、10代の若者はひどい生理痛や生理不順に悩まされても、なかなか周囲に相談できないもの。 そんな中、産婦人科への偏見もあっては、さらに受診しづらくなってしまうことでしょう。 勘違いによって、つらい目にあった人も 男性の投稿が話題になり、現在Twitterでは多くの女性から偏見による体験談が投稿されています。 ・制服で産婦人科に行ったら、見知らぬ男性に「学生なのに産婦人科?ダメだよ~」といわれて気持ちが悪かった。 ・親に「変なウワサを立てられると困るから、こっそり行きなさい」といわれた。 ・がん検診で産婦人科に来たら、周囲の妊婦さんにジロジロ見られて居心地が悪かった。 また、産婦人科に対する偏見だけではなく、低用量ピルに対する偏見も問題視されています。 ピルというと、避妊をするための薬と思われがち。ですが、本来の用途は生理痛や生理不順の治療です。 以前、産婦人科でピルを処方してもらったところ、周囲から心ない言葉をかけられた女性の投稿が話題になりました。 男性だけではなく、女性の中にも偏見を持っている人がいるようです。 産婦人科でピルをもらった女性 周囲から聞こえてきた言葉に、耳を疑った 今回の件に対し、女性だけではなく男性からも「同じ男として恥ずかしい」「偏見のせいで、通院をためらう女性がいることを初めて知った」という声も上がっています。 ほとんどの人は正しい知識を持っているものの、勘違いをしている一部の人が目立ってしまうのでしょう。 より多くの人が正しい知識を持ち、偏見をなくすことで、つらい症状に悩まされる人が減ることにつながるといいですね。 [文・構成/grape編集部] ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 Share Post LINE はてな コメント
近所の産婦人科には、時々制服を着た女子高生が入っていく。
頭はよくなくとも、下半身は人並み。避妊具もつけずにアホか!
Twitterである男性の投稿が拡散され、議論を呼んでいます。
投稿によると、男性は産婦人科を妊娠した人のみが行く場所だと思っている様子です。
多くの女性から「これ以上、産婦人科に行きづらくさせないで」の声
男性の投稿に対し、偏見が広まることを危惧した女性から非難の声が上がりました。
昔から、多くの女性が「産婦人科=性行為」という偏見によって、産婦人科の受診をためらうことがあるといいます。
多くの人が知っているように、産婦人科は『産科』と『婦人科』が合わさった場所です。
【産科】
出産や不妊治療、中絶手術などを扱う。
【婦人科】
ひどい生理痛や生理不順、PMS(月経前症候群)といった生理に関する症状や、子宮内膜症や乳腺炎といった症状を扱う。
また、子宮頚がんや子宮体がん、乳がんといったがん検診のために産婦人科を訪れる人もいます。
断じて『産婦人科=性行為をした人のみがいく場所』ではないのです。
※写真はイメージ
しかし、一部の「産婦人科=性行為」と勘違いをしている人によって、「勘違いされたらどうしよう」と不安を抱いてしまう人も多いといいます。
特に、10代の若者はひどい生理痛や生理不順に悩まされても、なかなか周囲に相談できないもの。
そんな中、産婦人科への偏見もあっては、さらに受診しづらくなってしまうことでしょう。
勘違いによって、つらい目にあった人も
男性の投稿が話題になり、現在Twitterでは多くの女性から偏見による体験談が投稿されています。
・制服で産婦人科に行ったら、見知らぬ男性に「学生なのに産婦人科?ダメだよ~」といわれて気持ちが悪かった。
・親に「変なウワサを立てられると困るから、こっそり行きなさい」といわれた。
・がん検診で産婦人科に来たら、周囲の妊婦さんにジロジロ見られて居心地が悪かった。
また、産婦人科に対する偏見だけではなく、低用量ピルに対する偏見も問題視されています。
ピルというと、避妊をするための薬と思われがち。ですが、本来の用途は生理痛や生理不順の治療です。
以前、産婦人科でピルを処方してもらったところ、周囲から心ない言葉をかけられた女性の投稿が話題になりました。
男性だけではなく、女性の中にも偏見を持っている人がいるようです。
産婦人科でピルをもらった女性 周囲から聞こえてきた言葉に、耳を疑った
今回の件に対し、女性だけではなく男性からも「同じ男として恥ずかしい」「偏見のせいで、通院をためらう女性がいることを初めて知った」という声も上がっています。
ほとんどの人は正しい知識を持っているものの、勘違いをしている一部の人が目立ってしまうのでしょう。
より多くの人が正しい知識を持ち、偏見をなくすことで、つらい症状に悩まされる人が減ることにつながるといいですね。
[文・構成/grape編集部]