「生理は恥ずかしいことじゃない!」イギリスの生理用品CMが革新的だと話題に

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

1か月に一度、女性の身体に起こる生理(月経)。

PMS(月経前症候群)や、生理後の体調不良、心の不安定など、さまざまな症状に頭を悩ませている人も多いことでしょう。

そういった症状に苦しんでいても、「生理のことを話しづらい」という理由で、身体の不調をうったえづらい…ということもありますよね。

それは、「恥ずかしいもの」「隠すもの」として生理が扱われているためではないでしょうか。

イギリスの生理用品のCMが革新的!

現在話題になっているのは、イギリスの生理用品『Bodyform』のCM。

そこには、普段私たちが目にする生理用品のCMとは異なった表現が映し出されていました。

生理用品に流し込まれたのは、よく見る『青い液体』ではなく、血のような赤い液体。そして、映像には血を流しながらシャワーを浴びる女性や、生理用品を購入する人の姿が映っています。

動画の説明文には、こんなメッセージがつづられていました。

女性が流すのは青い液体ではなく、赤い血です。

『Bodyform』は、「女性が生理のことを話しやすい社会へ」「生理についての正しい知識を」という信念のもと、こういった活動を行っています。

一般的に、生理のことを表に出すのは恥ずかしいこととされていたり、生理用品を隠したり…と、生理はタブー視されています。

「生理についての話は恥ずかしいこと」

「生理用品は隠さなきゃダメ」

子どものころからそう思っている女性は、多いのではないでしょうか。

また、男性が生理について触れることもタブー視されているため、生理についての正しい知識を得る機会が少ないことも問題です。

そんな社会に違和感を抱き、『Bodyform』はこのキャンペーンを行っているといいます。

2016年には、女性が血を流しながら頑張っている姿を流したCMを制作し、「美しい」「素敵な表現方法!」と世界的に話題になりました。

『Bodyform』の取り組みや、革新的なCMに対し、世界中から多くの声が上がっています。

・これは素晴らしいわ!そもそも、どうして生理がタブー視されているのか理由が分からないもの。

・おそらく、女性と接点がない人は『青い液体』くらいしか生理について触れる機会がない。正しい性教育という意味でも、このCMは貴重だ。

・生理は人間としての機能。恥ずかしがる意味って何なのかしら。

キャンペーンのウェブサイトによると、1万人以上の男女にアンケートをとった結果、74%が「リアルに表現された生理用品のCMにしてほしい」と回答したそうです。

もちろん、すべての人が肯定的なわけではなく、一部の人からは「わざわざリアルに表現する必要があるの?」「血を見るのは怖い」といった声も上がっています。

人によっては、「生理について異性に知られたくない」「公にするなんて恥ずかしい」と思う人もいるでしょう。

ですが、生理が「恥ずかしいもの」「隠すもの」ではなくなれば、より多くの人が生理について正しい知識を得られるようになるはずです。


[文・構成/grape編集部]

貼り紙の写真

臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。

生花店

買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」

出典
BloodBlood Normal

Share Post LINE はてな コメント

page
top