ホテルのベッドにある『謎の細長い布』、どう使うか知ってる? ホテルの回答に「知らなかった!」
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画像提供:株式会社スーパーホテル
LUIS FIELD
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旅行や出張でホテルに滞在する際、客室に入ってまず目に飛び込んでくるのが、きれいに整えられたベッドでしょう。
そのベッドの足元付近に、細長い帯のような『横長の布』が敷かれているのを見たことはありませんか。
「デザインはおしゃれだけれど、何のためにあるのだろう」
「寝る時は外すべきなのだろうか」
このように、首を傾げたことがある人もいるかもしれません。
『横長の布』の正式名称や本来の役割、そして客室をスマートに使いこなすためのマナーについて、株式会社スーパーホテルの広報担当者にお話をうかがいました。
ホテルのベッドにある『横長の布』の正体と意外なルーツ
画像提供:株式会社スーパーホテル
――ベッドの足元にある、あの『横長の布』の正式名称と本来の役割を教えてください。
正式名称は『ベッドスロー(ベッドライナー、フットスロー)』といいます。
もともとは、室内でも靴を履いたまま生活する海外の文化がルーツとなっています。
靴を履いた状態のままベッドに横たわった際、靴の汚れでベッドカバーやシーツが汚れてしまうのを防ぐために使われるのが本来の役割です。
――日本では、どのような目的で置かれているのでしょうか。
日本では、客室の雰囲気を引き締めるための『インテリアコーディネートのアイテム』として利用されることが多いです。
当ホテルでも一部店舗にて導入しております。
なお、当ホテルではお客様にぐっすりお休みいただくため、客室内では靴を脱いでお過ごしいただくようお願いしております。
ベッドに上がる際も同様に靴を脱いでいただくため、シーツやカバーはきれいな状態が保たれています。
――ベッドスローの上に、カバンなどの荷物を置いても問題はないのでしょうか。
はい、荷物を置く場所として使っていただいても特に問題はございません。
就寝時の正しい扱い方は?
※写真はイメージ
――寝る時は、敷いたままにするのが正解ですか。それとも外すべきでしょうか。
どちらでも特に問題はございませんので、お客様が就寝しやすい方法でご利用ください。
足元に布があるのが気になる方や、寝返りを打つ際、あるいは体動の邪魔だと感じられる方は、就寝前に外していただいて構いません。
敷いたままお休みになるのも自由です。
――ベッドスローの扱い方のマナーがあれば教えてください。
特別なルールやマナーはございません。
もし就寝時に外す場合は『小さくたたんで置いておく』ようにしていただくと、床に散らからず、客室を広くスマートにお使いいただけるかと存じます。
就寝前に外したベッドスローは、床に置いたままにするよりも、デスクの上などにきれいにたたんで置いておけば、客室全体がすっきりとした印象になりますね。
正しい使い方を知れば、ホテルでの時間がもっと快適に
※写真はイメージ
ホテルの客室にある備品には、一見すると役割が分かりにくいものもあるかもしれませんが、そのすべてに宿泊客が心地よく過ごすための工夫が施されています。
ベッドスローについても、「そんな役割があったのか」と初めて知った人もいるのではないでしょうか。
使い方に厳密なルールはなく、就寝時に外すか、そのまま使うかなど、「絶対にこうしなければならない」という決まりはありません。
しかし、外した布をたたんでおくといった、ほんの少しの心配りを持つこと。
それが、自分自身だけでなく、客室をきれいに維持してくれるスタッフへの思いやりとなり、結果として旅の時間をより心地よいものに変えてくれるでしょう。
次にホテルへ宿泊する際は、ベッドスローのルーツや役割を少しだけ思い出しながら、自分に合った使い方で快適な滞在を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]