重曹だけだと意味ない? タオルのつけ置き洗い、ベストな方法は
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タオルの除菌対策としてよく聞く『酸素系漂白剤』と『重曹』。どちらを使えばいいのか迷うことも多いでしょう。
本記事では、洗剤ブランド『スピカココ』を展開する株式会社スピカコーポレーション(以下、スピカコーポレーション)に『酸素漂白剤と重曹』について聞いてみました。
酸素系漂白剤と重曹の除菌力の違い
酸素系漂白剤と重曹では、酸素系漂白剤のほうが除菌力が強いと言えそうです。スピカコーポレーションによると、以下のような解説がありました。
除菌においては、酸素系漂白剤のほうが適しているといえます。酸素系漂白剤は『過炭酸ナトリウム』という成分からできています。
この成分の中の酸素の力で、強力に除菌・消臭・漂白し、菌やニオイの元を分解してくれます。40〜60℃のお湯で溶かすと効果がさらにアップします。
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一方、重曹は弱アルカリ性の性質を持っており、皮脂汚れや軽いニオイを中和するのが得意です。除菌そのものよりも、汚れ落としの補助や、タオルの仕上がりをやわらかく保ちたい時に活躍します。
酸素系漂白剤の使用方法
タオルの黒ずみや蓄積した汚れを落とすには、つけ置き洗いがおすすめです。酸素系漂白剤は、基本的に水2ℓに対して薬剤8〜10gを溶かして使用します。
お湯の温度は、30~50℃に調整しましょう。洗濯機に温水コースがある場合は、お湯を使用して洗濯すると、手洗いをする手間が省けます。
つけ置きの時間は、通常であれば15〜30分程度で十分です。汚れが酷い時は2〜3時間ほど様子を見ながらつけておくと、効果を感じやすいでしょう。
作業が終わった後は、洗剤が残らないようにしっかりとすすいでください。
重曹の使用方法
一般的な重曹のみでは、頑固な汚れを分解する力はそれほど強くありません。
そのため、重曹のよさを生かしつつ除菌力も高めたい時は、酸素系漂白剤と重曹を1:1でブレンドして使用するのが効果的です。
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酸素系漂白剤と重曹を混ぜたものでつけ置きをする場合は、40℃前後のお湯に溶かして使用します。目安としてはお湯2〜3ℓに対し、20〜30g程度を混ぜましょう。
つける時間は汚れの度合いにより、2時間〜半日ほど時間をかけるのが目安となります。それぞれの強みを組み合わせることで、効果を実感しやすいでしょう。
汚れの種類による使い分けの基準
では、具体的にどのように使い分ければいいのでしょうか。スピカコーポレーションによると、汚れのタイプによって得意分野が異なるようです。
(ただし単体ではあまり効果が期待できない)
もし使い分けに迷う場合は、あらかじめ酸素系漂白剤と重曹がブレンドされたものを使用するとよいでしょう。両方の成分が配合されていれば、汚れの種類を問わず幅広いシーンで活用できます。
使用上の注意点
色柄物をつけ置きする際は、事前に目立たない場所でテストすることが大切です。
酸素系漂白剤でも、天然染料などは色落ちする恐れがあります。つけ置き時間は30分以内におさえることがポイントです。
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また、お湯の温度を熱くしすぎないようにするのも重要。熱湯は成分がすぐに分解され、効果が落ちてしまいます。
生地を傷めないためにも、適切な温度でつけ置きをすることが欠かせません。
正しい知識を持って適切に手入れをすれば、お気に入りのタオルを長く清潔に使い続けられるでしょう。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]