美容師「今日はどうしますか?」客「お任せで!」←これはアリ? 美容師に聞いてみた
公開: 更新:

画像提供:岡田充
監修・取材協力美容師
岡田充
美容室Affinityの美容師。Affinity 代表 20年経験を経て2024年大阪府茨木市で開業。
年齢による髪のお悩み(エイジングヘアケア)白髪、うねり、ヘアダメージ、ハリ、コシ、ツヤを取り戻し健康的な髪を保つためのヘアケアや、なるべく髪のダメージを抑えての施術を得意とする。
LUIS FIELD
株式会社LUIS FIELDは、元警察官の代表が、皆様の人生が今よりも少し豊かになる情報をお届けしたいという想いから立ち上げた会社です。
日本各地にさまざまな人生経験を持つライターが所属し、多様なメディア様で活動でさせていただいております。
『grape』では、主にライフハック記事を中心に制作し、読みやすく分かりやすい記事をお届けします。

『美容室』『美容院』の違いは言い方だけ?特徴やサービス内容を解説『美容室』と『美容院』の違いを解説。サービスの内容や、特徴、選び方のポイントも解説しました。『理容室』や『ヘアサロン』との違いにも言及しています。美容室を選ぶ際の参考にしてください。

「返し方が天才的」「嫌な気持ちにならない」 『お願いの仕方』がネットで話題にしらゆきちゃん(@lovenomaho)さんがTwitterに投稿した、『お願いの仕方』についてのツイートが話題になっています。投稿者さんが注目したのは、あるラジオ局のDJのエピソード。新幹線の車内で眠ろうとしていたDJは、大きな声で話す若者に遭遇し、次のように声をかけました。






美容室で席に着いた際、必ずといっていいほど聞かれる「今日はどうしましょうか?」という質問。
自分の理想をうまく言葉にできず、つい「伸びたぶんだけ整えてください」「とりあえず短くしてください」などアバウトに答えて、仕上がりに満足しきれなかった経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
一方で、特にこだわりなどがなく「すべてプロに任せてしまいたい」と考えている人もいるかもしれません。
本記事では、美容師が本当に知りたいポイントや、理想を形にするためのコミュニケーションのコツについて、美容師の岡田充さんに聞いてみました。
理想の画像を『複数枚』用意する
――「短めに」といった言葉でのオーダーよりも、やはり写真を見せたほうがよいのでしょうか?
スマホなどで理想の画像を1枚だけでなく、複数枚用意していただけると助かります。
正面だけでなく、横や後ろ姿など、別角度の写真があるとなおよいですね。
1つの写真に対して「全体の長さはこの写真が好きだけれど、前髪は別の写真のようにしたい」といった、パーツごとの希望を伝えてもらえると、お互いの完成イメージを共有しやすくなります。
画像提供:岡田充
――芸能人の写真を見せるのは恥ずかしいと感じる人もいるようです。
まったくそんなことはありません。今はスマホで画像を見せてくれるお客様が主流ですので、恥ずかしがらずに提示してください。
一度切ってしまった髪は元に戻せません。
見本があれば「これくらいの長さですね」と具体的に共有できるため、失敗を防ぐための強い味方になりますよ。
――カウンセリングの際、特に伝えてほしいことはありますか?
NGポイントを明確に伝えてください。
例えば「広がるのが嫌だから軽くしすぎないでほしい」「シャープな印象は苦手だから丸みを持たせてほしい」といった具体的なこだわりです。
また、普段の生活スタイルを教えてもらえると、より満足度の高い提案ができます。
画像提供:岡田充
――生活スタイルとは、具体的にどのようなことでしょうか?
毎朝セットにどれくらいの時間をかけられるか、という点です。
例えば「子供がいて朝は時間が取れないから、乾かすだけで形にしたい」のか、「ヘアアイロンを使ってきっちりセットしたい」のか。
日常の習慣に合わせたスタイルにすることで、家での再現性が格段に上がりますよ。
――「お任せで」と言われるのは、美容師さんにとって困ることなのでしょうか?
それは美容師によって異なります。
私の場合は、好きなようにできるので嬉しいと感じるタイプですが、初めてのお客様の場合は、やはり好みのニュアンスが分からないため難しいと感じる面もあります。
何年も通ってくださるような信頼関係がある人なら、好みや髪質を把握しているのでスムーズですが、初めてのお店や担当者の場合は、ふわっとしていてもよいので希望を伝えたほうが合意形成を取りやすくなりますよ。
一緒に作り上げる『理想の姿』
美容室でのカウンセリングは、単なる注文の時間ではなく、美容師と一緒にゴールを目指すためのスタート地点です。
「プロだから分かってくれるはず」「すべてプロに任せたほうがいい」と遠慮するよりも、小さな悩みやこだわりを1つずつ共有すること。
その一歩が、鏡を見るのがもっと楽しみになるような、最高の結果につながります。
画像提供:岡田充
次にヘアサロンへ行く際は、お気に入りの画像と、自分のこだわりを少しだけ整理して、プロとの対話を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]