整理のプロは『3月に収納しない』 とにかくモノを手放す理由
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監修・取材協力整理収納アドバイザー・家事代行サービスGerbera代表
熊田朱実
元介護士、ADHD/ASDの息子を育てる2児の母としての経験を生かし、それぞれのライフスタイルや、性格特性に寄り添った収納サービスやオーダーメイドの家事代行が大阪・京都を中心に人気を集めている。
Instagram:katadzuke.gerbera

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SNSやネットを見ていると、便利でおしゃれな収納グッズが次々と目に入ってきますよね。
「これを使えば家がスッキリするかも!」と、100円ショップや家具店へ走り、収納ケースをまとめ買いしたくなる気持ち、よく分かります。
しかし、意気揚々とケースを買って帰ったものの、後から「買わなきゃよかった…」と後悔した経験はありませんか。
せっかく収納グッズを揃えたのに、4月からの新生活でさらにモノが増えてしまい、結局使いこなせなかったり、逆に中身が入りきらずにケースが邪魔になったり…。
そんな『収納の失敗』を避けるには、実はグッズを買う前にやるべきことがあるのだそうです。
整理収納アドバイザーの熊田朱実さんに、新生活を前にした3月だからこそ気をつけたい『買いものの落とし穴』と、失敗しないためのアドバイスをいただきました。
なぜ、3月に収納グッズを買うのは『慎重になるべき』なの?
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プロの視点から見ると、3月は収納グッズを新調するのに、一番慎重になるべきタイミングなのだとか。
4月からの新生活は、私たちの想像以上にモノが増える時期です。学校の大量のプリント、新しい教科書や学用品、仕事の資料や新調した衣類…。現状に合わせて収納を整えてしまうと、4月に入ってきた『新しいモノ』の居場所がなくなってしまうんです。
つまり、今あるモノをきれいに収めることばかり考えてしまうと、未来のモノが入ってくる余白を自分自身で埋めてしまうことになるのですね。
では、後悔しないために今すぐすべきことはなんでしょうか。
収納ケースをカゴに入れる前に、まずは徹底的に『今あるモノを減らす』こと。これに尽きます。整える前に見直す。この順番を逆にしてはいけません。
特に、お子さんの進学や進級を控えている人や、異動・転職で環境が変わる人は、今の収納の3割は空けておくくらいの気持ちで『増える前に減らす』を実践してみてください。
迷った時の判断基準、おすすめは?
とはいえ、「まだ使えるし…」「いつか使うかも」と迷って、手が止まってしまうのも事実ですよね。
熊田さんにプロが現場で使う『判断基準』を教えてもらいました。
1.『1年以上』使っていないか
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この1年の四季を通じて出番がなかったモノは、来年も使わない可能性が高いです。
2.『同じ用途』のモノが複数ないか
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ハサミやペン、エコバッグなど、『とりあえず』で増えた重複品は1つに絞りましょう。
3.「新生活に持っていきたいか?」
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熊田さんが特におすすめするのが、この基準です。
「今の家にあるから」という理由ではなく、「4月からの新しい自分、新しい生活に、これを持っていくワクワク感があるか?」と問いかけてみてください。
この問いに即答できないモノは、今のあなたにとって優先順位が低い証拠かもしれません。
収納グッズは『最後のお楽しみ』に
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SNSで見かける『整った家』の正体は、収納ケースの数ではなく、モノの厳選具合にあります。
今年の3月は、新しいケースを買いに走る前に、まずは引き出し1つ分、棚1段分から『新生活オーディション』を始めてみませんか。
しっかりとモノを減らした後に、「本当にこれが必要だ」と分かってから買う収納グッズは、きっとあなたの暮らしを長く支えてくれる『最高の相棒』になってくれるはずですよ。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]