「どうしてこうなった」エリートから一転、すべてを失った男に待っていたのは

仕事に失敗したり、人間関係がこじれたり、結婚生活や子育てに悩んでしまったり…。

「なんで自分ばっかり」と、心が疲れきってしまうこともあるかもしれません。

これは、人生のどん底を味わった中年男性が、異国の地で希望を取り戻すまでを描いた、心を奮い立たせてくれるストーリー。

エリート人生から転落し、すべてを失った中年男性

大手自転車メーカーの取締役、アラン(トム・ハンクス)。しかし、業績悪化の責任を問われ、解任に追い込まれます。さらには妻にも見放され、人生のどん底へ…。

家族も家も失った、彼の唯一の支えが、愛する一人娘。アランは、彼女の学費を払うために、IT業界へなんとか再就職します。

人生の崖っぷちに立たされた彼に舞い込んだのは、上司から与えられた一世一代のミッション。それは…

サウジアラビアの国王へ、最新鋭のテレビ会議システム『3Dホログラム』を売り込む

不安を抱えながらも、一発逆転をかけてはるばる異国の地へ向かったアラン。

しかし到着してみると、オフィスは砂漠にぽつんと張られたテント小屋、エアコンやWi-Fiはおろか、ランチを食べる店すらないなど、問題が山積み。

さらに、プレゼンを約束しているはずの国王は1年半以上帰国しておらず、いつ会えるのか分からないというお先真っ暗な事態に。

毎日鳴り響く上司からの電話や、慣れない中東文化による心労に加え、背中に大きなコブができてしまうなど、心身共にボロボロになったアラン。

ついには、パニック障害を起こしてしまうほど追い込まれてしまった彼を救ったのは、予想もしない人物だったのです…。

人生に迷える、すべての人へ

デビューから30余年、第一線で活躍し続けるトム・ハンクスが主演を務めた、味わい深い名作『王様のためのホログラム』。

実は、彼が自身のTwitterで大絶賛した同名ベストセラー小説を映画化した作品なんです。

監督は、『クラウド アトラス』『ラン・ローラ・ラン』などで知られるドイツ出身の鬼才トム・ティクヴァ。オープニングの演出をはじめ、彼ならではの独特な映像に引き込まれます。

順風満帆に思えた人生が、突然何かをきっかけにジェットコースターのように急降下する…。長い人生の中で、誰の身にも起こり得ることかもしれません。

ましてや、アランのような中年にもなれば、人生の再出発には相当な覚悟と勇気が必要なはずです。

次から次へと襲い掛かるハプニングに、生きる希望を見失いそうになるアラン。

それでも異国の地での新しい出会いによって、彼が生まれ変わっていく様子に、思わず自分を重ねて応援したくなります。

アランを取りまく登場人物たちも個性豊かで魅力的。それぞれが人生にもがきながらも、ポジティブに前へと進んでいく姿に、心が軽くなります。

コメディタッチなのに、胸にぐっと刺さる、ちょっと大人向けの作品です。アランのゼロからの再出発を、ぜひ見届けてください。


[文・構成/grape編集部]

取材協力
株式会社ポニーキャニオン/

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