農林水産省「賞味期限切れでも、処分しないで!」 注意喚起に「確認してみる」
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弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

キャンプ場に掲示された貼り紙 その内容が?「洒落にならない」富山市にある標高約2300メートルの『薬師峠キャンプ場』が2025年8月20日、突如閉鎖となりました。富山県警察山岳警備隊(@toyama_sangaku)がXに投稿した、閉鎖理由を伝える貼り紙が、多くの人を震え上がらせました。
いつ、どこで発生するか分からない、自然災害。
『万が一』のために、非常食や飲料水などの防災備蓄を用意している家庭も、一般的になりました。
しかし、その『万が一』が来なければ、出番はありません。
しばらく、防災備蓄の中身を確認していない、という家庭も多いのではないでしょうか。
防災備蓄用の水はいつまで使用できる?
農林水産省のウェブサイトでは、消費者から届いた過去の相談事例と回答を公開しています。
その中で、このような相談がありました。
「防災備蓄用の水は、賞味期限が切れたら使用できなくなりますか」
賞味期限が長いイメージのある水。それでも、防災備蓄の出番が来ず、放置していたら、いざという時に賞味期限が切れてしまっているかもしれません。
相談に対して、農林水産省は以下のように回答しています。
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賞味期限切れの水すべてが、身体に害をもたらすわけではないようです。
防災備蓄用の長期保存水の賞味期限は5~10年で、通常のミネラルウォーターの2倍から5倍ほど長持ちするといいます。
水は人が生きていくうえで、必要不可欠なもの。安全性に問題がなければ、賞味期限が切れていても、命を守る大切な飲料になります。
また、独立行政法人国民生活センターは、水に限らず、防災備蓄は定期的に入れ替えることを推奨しています。
防災備蓄を準備しただけで、満足してしまってはいないでしょうか。
確かに、賞味期限が切れていても、大切な食料にはなります。
それでも、いざという時に、確実に安全な物を身体に取り入れるため、今一度、防災備蓄を確認してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]