2歳の娘が車と接触しそうになりゾッ 後日、『交通事故の慰霊碑』に行こうとすると?
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- 出典
- @chohanach
子供を案じる母親の想い
東池袋自動車事故が起こった当時、chihoさんは妊娠後期。
自分の住む地域で起こった大きなニュースに、元々強い思い入れがあったといいます。
chihoさんは、事故から約2か月後に娘さんを出産し、新生児を抱えながら、初公判を連日テレビで見ていました。
しかし、育児で忙しい毎日を過ごしていたこともあり、テレビから知ることができたのは、事故の概要やテレビで報道されている一部の情報だけ。
事故が起こった日付も覚えてはおらず、被害者家族の心情なども把握できているわけではありませんでした。
命日前日に感じた運命
事故の被害にあった親子の、命日前日である2022年4月18日のこと。
chihoさんは、午後は書類整理しようと決めて、昼食をとっていました。
ふと、頭の中に東池袋自動車事故のことが浮かび、気になったchihoさんはネットで検索し始めます。
東池袋自動車事故について、記事を読みはじめてからすぐに号泣してしまったものの、それでもやめられませんでした。
そうしてるうちに、ふと気付いたのです。
「あ…明日でちょうど3年だ…!」
※写真はイメージ
普段まったく思い浮かばないにも関わらず、命日前日に、突然頭に浮かんで情報を読みふけった不思議。
もしかしたら、事故から3年というタイミングで、テレビなどで報道されていたのを無意識に聞いたり見たりしていたのかもしれません。
それでも運命を感じたchihoさんは、「これはなんとしてでも献花に行かねば」と強く思います。
実は2日前に、chihoさんの娘さんは事故に遭いそうになっていたのです。
大変ショックな出来事で、その場では娘さんに危険について教え込み、chihoさんも反省しきりだったものの、翌日には忘れていました。
ですが、潜在意識に強く刻まれていた様子。だからこそ、東池袋自動車事故について調べたくなったのでしょう。
命の危機にヒヤリ
2歳の娘さんが車にひかれそうになったのは、目の前がすぐ道路という店から帰ろうとした時。
chihoさんが会計を済ませ、身支度をしている最中、娘さんが我先にと店から飛び出してしまったのです。
※写真はイメージ
追いかけようとしていたところ、娘さんに接近する車が、chihoさんの視界に入りました。
娘さんは、すでに手の届かないところに。
「危ない!止まって!」と、とっさに叫ぶと、娘さんはキョトンとした表情で振り返ります。
その10cmほどのスレスレの位置を、車が徐行しながら通り過ぎました。
chihoさんが声を掛けるタイミングか、娘さんが足を止めるタイミングが、あと1秒でも遅かったら、危なかったかもしれません。
この時を振り返って、chihoさんは次のように述べています。
こんなに心臓が飛び出る思いをしたのは初めてで、強くショックを受けた出来事でした。
それと、娘本人は振り返ってこちらを見たため、10cmほど隣を車が通り抜けたことにすら気付いておらず、後から諭しても危機感を持っていないのがヒヤヒヤしました。
そんなこともあり、娘さんも献花に連れていこうと決めたchihoさん。
事故で犠牲になった女の子は3歳と、娘さんと年齢が近く、身長も同じくらいです。
そのため、被害者により深く感情移入していたといいます。
交通事故は、身近で起こる可能性があるもの。
子育て中の親は特に、東池袋自動車事故に思うところがあるでしょう。その想いに共感して献花代を預けた、女性の気持ちも分かりますね。
交通事故で失われる命が少しでも減ることを、多くの人が祈っています。