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甲子園で優勝した、仙台育英 須江航監督の『メッセージ』に涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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全国高校野球選手権大会(通称:甲子園)の決勝戦が行われた、2022年8月22日。

宮城県の仙台育英学園高等学校と(以下、仙台育英)と、山口県の下関国際高等学校(以下、下関国際)が優勝をかけ、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で対戦しました。

激闘の末に勝ち抜いたのは、仙台育英。8対1で下関国際に勝利し、見事初優勝を果たしたのです。

須江監督の『メッセージ』に涙

試合終了後、グラウンドでのインタビューに応じたのは、仙台育英の須江航監督。

東北や宮城県の人々から応援メッセージを受け取っていたことに感謝の言葉を述べていました。

また、高校入学当初から、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に翻弄されてきた3年生に「どんな言葉をかけたいか」と聞かれた須江監督は、次のように答えています。

入学どころか、おそらく中学の卒業式もちゃんとできなくて、(今の高校生の)高校生活っていうのは、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とはまったく違うんですね。

青春って、すごく密なので。でもそういうことは全部「ダメだダメだ」といわれて。

活動はしていてもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも本当に諦めないでやってくれたこと。

でもそれをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、やっぱり全国の高校生のみんなが本当によくやってくれて。

例えば今日の下関国際(下関国際高等学校)さんもそうですけど、大阪桐蔭(大阪桐蔭高等学校)さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで、暗い中でも走っていけたので、本当に、すべての高校生の努力の賜物(たまもの)が、ただただ最後僕たちがここに立ったというだけなので。

ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います。

コロナウイルスの影響を受け、部活動はおろか、学校生活にもストップがかかることがあり、苦しむ高校生を目の当たりにしていた須江監督。

ただ最後に僕たちがここに立っただけ。全国の高校生に拍手をしてもらえたら」と、高校生たちにエールを送ったのです。

コロナ禍を過ごす高校生たちをおもんぱかった須江監督の熱いメッセージに、反響が上がっています。

【ネットの声】

・号泣しました。須江監督、ありがとう!

・「青春は密」、名言ですね。色々と見習いたい。

・大観衆の甲子園で、自分の言葉で、熱いメッセージを届けられる監督に感動しました。

須江監督の言葉は、球児や学生のみならず、多くの人の心に響きました。


[文・構成/grape編集部]

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