野球のファウルボールを捕って喜ぶ少年 次の瞬間? 「感動して涙が出た」
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出典:@Cut4

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アメリカのメジャーリーグベースボールの試合では、ホームランボールやファウルボールを持ち帰ることができます。
球場では飛んできたボールをキャッチしようと、グローブをはめて試合を観戦するファンが大勢いるほど、ボールを欲しがる人は多いのです。
10歳のアーロン・プレスリーくんは、フィラデルフィア・フィリーズの大ファン。
アーロンくんは、2021年9月に行われたフィリーズの試合を父親と一緒に観ていました。
すると彼の座席のほうへ、ファウルボールが飛んできたのです。
ボールを手に入れた少年が向かったのは…?
ファウルボールはアーロンくんのすぐそばに落ち、彼はすかさずそのボールを拾いあげました。
「捕ったよ!」というように、嬉しそうにボールを頭上に掲げ、父親とハイタッチをするアーロンくん。
ところがその直後、彼はボールを持ってどこかへ向かって行きます。
何が起きたのかはこちらをご覧ください。
実はアーロンくんがボールを拾った時、すぐ近くに座っていた7歳のエマちゃんも、ボールに手を伸ばしていました。
ところがタッチの差でアーロンくんが拾い、エマちゃんは泣き始めます。
そんな彼女に気付いたアーロンくんは、ためらうことなくエマちゃんにボールを譲ってあげたのです。
このシーンを見ていた試合の解説者は「なんていい奴だ」と感心し、動画にはアーロンくんに称賛の声が殺到しました。
・思いやりのある少年だ。フィリーズは、彼にバットをプレゼントしてほしいよ。
・感動して涙が出た。彼は素晴らしい紳士に成長しそう。
・彼のお父さんの誇らしそうな表情もいいね。
この話には続きがあります。海外メディア『CBS Philly』によると、エマちゃんはアーロンくんにお礼をいって、2人は一緒に記念写真を撮ったのだそう。
また、フィリーズのスタッフがアーロンくんを見つけて、彼に別のボールをプレゼントしました。
さらにエマちゃんの両親はアーロンくんに、フィリーズのグッズを購入できるギフトカードをプレゼントしたということです。
試合を観戦中に、運よくファウルボールやホームランボールをキャッチできる確率はとても低いでしょう。
そんな貴重なチャンスに恵まれたにもかかわらず、エマちゃんにボールを譲った心優しいアーロンくん。
きっとエマちゃんにとってこのボールは、一生の宝物になるはずです。
[文・構成/grape編集部]