高齢女性が配達員に「もう会えなかったらいかんけん…」 渡した物に「これは使えない」
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
- 出典
- fatbob.2008
grape [グレイプ] trend
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
日々、さまざまな人の家に荷物を届けている、配達員。
長く仕事を続けていると、地域の人に「いつもの配達員さん」として認知され、顔見知りの関係になることもあるようです。
配達員として働く、脇村毅(fatbob.2008)さんは、定期的に荷物を届けに行く高齢女性とのエピソードをSNSに公開。
内容に「泣ける」「素敵なお話」といった反響が寄せられました。
高齢女性が配達員に渡したものに、ジーン
その女性は普段から、脇村さんのことを気にかけてくれていたとのこと。
配達に行くと玄関先に出てきて、飲み物やチョコレートを差し出し、脇村さんの肩や頭をなでて「いつもありがとうね」などと声をかけてくれていたそうです。
ある日の朝、いつものように女性の家に荷物を届けに行った、脇村さん。
女性も普段通りに玄関先に出てきたのですが、この日は予想外の言葉が飛び出しました。
「今までありがとう。もう会えんかったらいかんけん、今日渡しておく」
なんと突然、お金が入ったポチ袋を脇村さんに渡してきたのです。
実は、介護施設に行くことが決まり今後会えなくなるため、いつも配達に来てくれる脇村さんに感謝を伝えたかったのだとか。
一人暮らしで身寄りがない中で、脇村さんのことを孫のように思っていたそうです。
脇村さんは、当時の出来事を振り返り、このようにつづっていました。
身寄りのないおばあちゃんだから、僕を孫みたいに思ってくれていたんだって。
しかも年金生活で大変だろうに…。
お客様として接してきたけど、この日は「ありがとう、おばあちゃん」といって、その場を後にしました。
人の優しさや温もりを感じた、いい1日の始まりでした。
また、受け取った大切なお金を「これは使えません…」ともコメントしていました。
女性とって、脇村さんが配達に来てくれることが、日々の楽しみになっていたのかもしれません。
脇村さんにとっても、女性の優しい言葉が、仕事を頑張るモチベーションにつながったでしょう。
たとえ会えなくなっても、ふとこの日のことを思い出しては、心がホッと温かくなりそうですね。素敵なエピソードに、多くの人が胸を打たれました。
[文・構成/grape編集部]