白髪染めする時は注意して! 消費者庁の注意喚起に「うかつだった」「気を付けます」
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- 出典
- 消費者教育ポータルサイト
髪色をおしゃれに変化させられる染毛剤。「白髪を隠すため、自宅で手軽に使える染毛剤を使っている」という人も多いのではないでしょうか。
私たちにとって非常に身近なアイテムですが、使用時に注意すべきポイントもあります。
消費者庁が消費者に対する情報提供を目的に運営する『消費者教育ポータルサイト』に掲載されている、染毛剤の注意点を見ていきましょう。
染毛剤の使用でアレルギー反応のリスクあり
消費者教育ポータルサイトで注意喚起しているのは、染毛剤によるアレルギーの発症です。実際に以下のようなトラブルが起きました。
60歳代の男性がインターネット通販で購入した白髪染めを使用したところ、アレルギーを発症。皮膚のかゆみや目の充血・腫れ、下唇の腫れ、皮膚の湿疹といった症状が現れた。
皮膚科を受診し薬を飲むことで症状は改善したものの、再度白髪染めを使用した際に、同様の症状が出た。
この事例に対して、消費者教育ポータルサイトでは以下のように説明しています。
今までアレルギー反応が出たことがない人でも、突然アレルギーを発症することも考えられます。アレルギー発症のリスクを理解した上で使用しましょう。
パッチテストで対策を
消費者教育ポータルサイトでは、安心・安全に染毛剤を使うために、皮膚アレルギー試験である『パッチテスト』を実施するようアドバイスしています。
使用予定の染毛剤を腕に薄く塗って、皮膚に異常が出ないかをチェックしましょう。このパッチテストをすれば、染毛剤に対して皮膚が反応を示すかどうかを事前に確認できます。
詳しいパッチテストの方法は、染毛剤の説明書に記載されているので、しっかり読んでください。
なお染毛剤によるアレルギー反応は、ある程度時間が経ってから現れるケースもあります。48時間程度は様子を見て、異常がないことを確認してから染毛剤を使用しましょう。
これまでに何も問題はなかったから…と、油断するのは禁物です。染毛剤によるアレルギーは、ある日突然発症するケースもあります。
一気に重症化するケースもあるので、毎回のパッチテストをしっかり行い自身の健康を守りましょう。
[文・構成/grape編集部]