「再現度高すぎ」「発想がすごい」 高校生が折り紙で作ったものが?
公開: 更新:
臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @NADAorigami
紙を折って、動物や乗り物など、いろいろな形を作り出すことができる、折り紙。
世代問わず楽しめるため、近年では高校や大学で学生が折り紙サークルを立ち上げるケースもあり、複雑で迫力ある作品も多く生み出されています。
高校生の折り紙作品が話題に
2024年6月18日、兵庫県神戸市にある『灘高等学校』の折り紙サークル『灘校折り紙サークル 折ON』が、Xに投稿した、ある作品が話題になりました。
文化祭で出展されたその作品は、普段よく見かける、身近なものを1枚の折り紙で再現したといいます。こちらをご覧ください。
食パンの袋を閉じるやつ…!
正式名称『バッグ・クロージャー』という食パンの袋を閉じる留め具は、普段の生活でお馴染みの物ですよね。
制作した同サークルのサークル長、折り紙えもんさんに、『バッグ・クロージャー』を折ろうと思った理由を聞くと、次のようにつづっていました。
いつも折り紙で何を折るか考える時に、僕は母に「何を折ってほしい?」とよく聞いています。
大抵、母の希望は難しすぎたり、逆に単純すぎたりするのですが、今回は「バッグ・クロージャー」といわれたのでやってみようと思いました。
『バッグ・クロージャー』を折ってみると、意外と凹凸が多くて難しかったので、これを完璧に折ってみようと思いました。
作品単体を折るのにかかる時間は、30分くらいですが、この作品にたどり着くまでの総合計時間は10時間くらいだと思います。
今回の作品を作ったのは、母親の発案がきっかけだったという、折り紙えもんさん。
一見するとシンプルな作品ですが、完璧な形にするまで6~7回も試作を重ね、なんと10時間もかかったといいます!
投稿は拡散され、「す、すごい!発想が天才」「まずなぜこれを折ろうと思ったのか」「謎に完成度が高くて笑った」などの声が寄せられました。
折り紙えもんさんに、次回作について尋ねたところ、「折ること自体は簡単だけど発想が面白く、見た人がクスッと笑えるような作品を折っていきたい」と答えています。
手先の器用さだけでなく、探求心や柔軟な発想力を感じられる作品に、多くの人が心をつかまれました。
今後、どのような素敵な作品が生み出されるのか、同サークルの活動にも注目が集まりそうですね!
[文・構成/grape編集部]