トウモロコシをレンジでゆでる方法は? 皮付き・皮なしのゆで方や保存方法も
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- 出典
- キッコーマン
これから旬を迎えるトウモロコシ。生のトウモロコシは甘くてシャキッとした食感が魅力です。しかし、毎回大きな鍋にお湯を沸かしてゆでるのは手間も時間もかかりますよね。
この記事では、トウモロコシを手軽にレンジでゆでる方法をお伝えします。皮付き、皮なしの場合や複数ゆでたい場合、ゆでたトウモロコシの保存方法やレシピも紹介します。
レンジで簡単!おいしいトウモロコシのゆで方
※写真はイメージ
ここではレンジで簡単にトウモロコシをゆでる具体的な方法をお伝えします。皮付き、皮なし、本数別、さらにおいしくなる塩のつけ方のコツなどを紹介していますよ。
皮付きの場合
皮付きのトウモロコシは皮をすべてむかず、薄皮を残しておくことがポイントです。
皮なしの場合
皮をむいた後や、皮なしで購入した場合でもレンジでおいしく調理できます。
2本以上の場合
皮付き・皮なしともに1本のときと同様、ラップに包む。
3本以上の場合
3本以上加熱する場合は1本と2本に分けて加熱します。3本以上をまとめてレンジで加熱するとムラが出るため、加熱が足りなくなる場合があります。大量にゆでる場合は鍋でゆでたほうが早いかもしれません。
塩をつける場合
旬のトウモロコシはそのまま食べても甘いですが、塩で調味するとさらに甘さが際立ちます。ゆでた後に直接塩をかけると塩気にムラが出るため、塩水で調味するのがおすすめです。
トウモロコシは皮ごと調理するのがおすすめの理由
※写真はイメージ
スーパーなどで皮付きのトウモロコシが売っている場合は、皮付きでレンジ調理するのがおすすめです。大きな鍋でゆでたり、蒸し器で蒸したりする調理法も一般的ですが、ここではレンジならではのメリットを紹介します。
甘くなる
トウモロコシを皮付きのままレンジでゆでると、皮とラップの中でまんべんなく蒸され、甘みが凝縮されおいしくなります。また、お湯でゆでるとトウモロコシの豊富な栄養素は溶け出しやすくなりますが、レンジでゆでると栄養素を逃がさず摂取できるでしょう。
食感を損なわず楽しめる
トウモロコシのおいしさの1つにシャキッとした食感があります。水を使わず加熱すると、トウモロコシが水っぽくならずにシャキッとした食感をキープできます。
手軽で簡単
レンジ調理のメリットといえば、手軽さです。大きな鍋や蒸し器、ザルなどのかさばる洗いものは少ないにこしたことはありません。夏の暑い時期に火を使わずに済むのも嬉しいポイントです。
レンジで加熱している間は、ほったらかしでもほかの作業ができるので時短にもなりますね。
レンジでトウモロコシをゆでるとまずい?おいしいトウモロコシの選び方
※写真はイメージ
とはいえ、レンジでトウモロコシをゆでることに抵抗がある人もいるでしょう。上述したようにメリットは多くあります。しかしポイントを間違えてしまうと、せっかくのトウモロコシもまずくなってしまう可能性があるのです。
ここではレンジでゆでたトウモロコシがまずくなってしまう原因と、おいしいトウモロコシの選び方を解説します。
まずくなる原因
【加熱時間がまちがっている】
レンジで加熱をしすぎると水分が抜けすぎてボソボソになってしまい、食感が損なわれます。また加熱が足りないと生っぽさが残り、ジャキジャキの食感で口当たりが悪くなります。
鮮度が悪いトウモロコシを使っている
生のトウモロコシをそのまま冷蔵庫に放置していると、どんどん鮮度が落ちて風味や水分が抜けていきます。またスーパーなどで鮮度が低いものを選んでしまっているかもしれません。
おいしいトウモロコシの選び方
売り場に多く並んでいるトウモロコシ。おいしいトウモロコシを見分けるポイントは4つあります。
ひげの数は実の数と同じです。ひげが多ければ実がたっぷりつまっていることに。さらにひげが茶色になっていれば、実が完熟したおいしいトウモロコシの証拠です。
皮が黄色や茶色に変色したり、先端が小さくしぼんだりしているトウモロコシは鮮度が落ちています。皮が鮮やかできれいな緑色で、先端までふっくらしているものを選びましょう。
レンジでトウモロコシをゆでると爆発するのか
トウモロコシをレンジで加熱すると、ポップコーンのように爆発すると不安に感じる人もいるかもしれません。しかし、スーパーで売られている一般的なトウモロコシはポップコーンのように爆発することはありません。
一般的なトウモロコシはでんぷんの膜が薄く、水分を多く含んでいます。レンジで加熱すると蒸気になって外に出るため、爆発はしないのです。
一方ポップコーンに使われるトウモロコシは『爆裂種』と呼ばれるもので、まったく別物です。こちらは膜が硬くて厚いため、加熱しても蒸気が逃げることなく膨らみます。その圧力に耐えきれず爆発してポップコーンになるのです。
ゆでたトウモロコシの保存方法
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ゆでたトウモロコシをすぐに食べない場合は冷蔵庫、または冷凍庫で正しく保存しましょう。トウモロコシは期間や用途に合わせて保存するのがおすすめ。ここでは、甘みや風味を逃さずに保存する方法を紹介します。
バラバラにして保存
レンジでゆでたトウモロコシの粗熱をとり、包丁などで粒をバラバラにします。ジッパー付きの保存袋で平らにして冷凍保存すると、使うぶんだけ取り出しやすくなりますよ。
炒めものやスープなどには凍ったまま入れられて、サラダなどに使う時は自然解凍でそのまま食べられるので便利です。
心配な場合は耐熱容器に移してからふわっとラップをして、レンジで加熱してから使うと安心。冷凍の場合は2週間程度、冷蔵庫で保存する場合は3日以内には食べ切るようにしましょう。
丸ごと保存
ゆでたトウモロコシの粗熱が取れたら、皮に付いている水分を拭き取ります。再度ラップで皮ごとぴったり包み、保存袋に入れて保存しましょう。皮なしでゆでた場合も同じように保存できます。
解凍する場合はそのままレンジで加熱して使いましょう。等分に切ったり、輪切りにしたりする場合は、皮をとり切ってから1つずつラップで包んで保存します。こちらも冷凍の場合は2週間程度、冷蔵庫で保存する場合は3日以内には食べ切るようにしましょう。
トウモロコシを使った簡単レシピ
※写真はイメージ
ここからはキッコーマンのウェブサイトに掲載されている、トウモロコシを使った簡単レシピを3つ紹介します。どのレシピも簡単なのでぜひ試してみてください。
とうもろこしのやみつき混ぜごはん(クセになるガーリックバター醤油だれ使用)
レンジでゆでたトウモロコシを使った、混ぜるだけの簡単ごはん。ガーリックの香りがきいた、夏にぴったりのレシピです。バラバラにして保存しておいたトウモロコシがあればさらに簡単ですね。
焦がし生しょうゆ香る!とうもろこしのジュワッと焼き
レンジで甘みを引き出したトウモロコシを使った、屋台の香りただよう簡単レシピです。素材の味を生かした塩味のトウモロコシもおいしいですが、醤油を塗って焼いた香りが食欲をそそります。
とうもろこしとブロッコリーのガーリックソテー(うちのごはん使用)
『キッコーマンうちのごはん ジャーマンポテト』のアレンジで簡単に味が決まります。炒めるだけの簡単おかずレシピです。
レンジでトウモロコシをゆでて夏を楽しもう!
この記事ではレンジでトウモロコシをゆでる方法と、保存方法やレシピを紹介しました。旬の生トウモロコシは甘くてみずみずしく、缶詰や冷凍コーンにはないおいしさがあります。
一方、時間が経つと風味や水分が抜けてしまったり傷みやすかったりするので、早めに調理して正しく保存しましょう。
レンジでゆでることで暑い夏に火を使わずに作れて、栄養や甘みも逃さずにおいしく調理できます。生のトウモロコシを手に入れた時にはぜひお試しください。
[文・構成/grape編集部]