熊本だけじゃない、大分も地震の被害 物産品を「買って支援」
公開: 更新:
ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
消防局「法律で禁止されています」 注意喚起に「気を付けます」もしも、火災が発生した場合、頼みの綱となるのが、消防局です。消火する際には、消火栓や防火水槽の水が使用されるのですが、普段、どこにあるか意識していますか。
東京・銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」が今、大変な賑わいをみせています。
店の外に続く長い列。熊本地震をきっかけに、多くの人々が店に足を運んでいます。その目的は、「買って支援」です。
誰が呼びかけたわけでもなく、自然と集まった人々。「支援金を送る」ことももちろん大切ですが、現地の物産品を買い求める経済活動もまた「支援」です。
熊本のアンテナショップの様子はTVやさまざまなメディアで取り上げられ、話題にのぼりました。
しかし、熊本県に隣接する大分県の被害についてははあまり注目されていないかもしれません。
大分のことも忘れないで
大分県の代表的な観光名所は、大分県由布市にある温泉の町 湯布院。地震発生後は宿の予約のキャンセルが相次ぎ、GWを前に観光業は苦しい状況に陥っています。
営業を再開した施設も増えてはいますが、訪れる観光客は外国人旅行客が中心(4月20日現在)。余震も続き、「今はまだ、ぜひ来てくださいと言えない」と観光業に携わる人々も大きな声を上げられない状況です。
大分のアンテナショップも
熊本のアンテナショップと同じく、大分のアンテナショップも銀座にあります。
「坐来 大分」は、大分の食材を扱うレストラン。併設して物産の販売もされています。
混雑する熊本館に比べると訪れるお客さんも少なく、大分のセレクト商品をゆっくりと手に取ることができます。
名産の干し椎茸やかぼす果汁のドリンクが人気。ほかにも、大分産の食材で作られたレトルト食品やお菓子、調味料、雑貨などが並びます。
東日本大震災をきっかけに、強い絆で結ばれた日本。あれから5年、支援の輪はまた再び自然につながっています。
過度に自粛モードに入ってしまうと、日本全体の元気がなくなってしまいます。被災していない地域に住んでいるのならば、普段通りに暮らして、今できる応援を。そして、現地が再び元気を取り戻してきたならばぜひ、観光に訪れてその土地のすばらしさに触れたいと思います。
銀座熊本館
東京都中央区銀座5-3-16
JR有楽町駅から
数寄屋橋方面出口より徒歩5分
東京メトロ銀座駅から
B9出口もしくはC2出口より徒歩2分
坐来 大分
東京都中央区銀座2-2-2 ヒューリック西銀座ビル8F
JR有楽町駅から 徒歩3分
東京メトロ銀座駅 (4番出口)から徒歩1分