累計80億円!ローソンのレジ横にある募金箱、使い道を知っていますか? 提供:株式会社ローソン By - grape編集部 公開:2017-09-29 更新:2018-06-04 チャリティー学校寄付小学校環境問題自然 Share Post LINE はてな コンビニエンスストア『ローソン』のレジ横に置いてある緑色の募金箱。1992年から設置され、いままでに集まった寄付金は、なんと累計で86億円にもなります。 そこで気になるのは、お金の使い道。実は寄付金が『私たちに身近な場所』で活用されていることを知っていましたか。それは一体どこなのか…寄付金が活用された現場を取材しました。 整備されない雑木に悩む小学校 愛媛県・松山市から車で南西部におよそ1時間半。西予(せいよ)市は、 東には山々、西には海がひろがる自然豊かな土地です。農林業や建設業が盛んで、栗やシイタケなども栽培されています。 西予市立城川小学校は、西予市の東、高知県との県境に位置する小学校です。地域に住む子どもの減少に伴い、2016年に4校あった小学校が統合されてできたこの小学校では、およそ100人の児童が日々勉強にはげんでいます。 新校舎も建設され、一見何の問題もなさそうなこの学校。実はある悩みを抱えていました。 フェンスの周りにうっそうと茂る雑木の数々。これは学校の敷地内に生えているもので、学校が統合される前から生い茂っていました。 校長先生によると、これらの雑木を放置し続けたら、児童たちにも危険が及ぶ可能性があったといいます。 フェンス先にある傾斜面 フェンスのすぐ先に急な斜面があるのですが、雑木などで視界が遮られていて見えません。そのため、児童たちには「近寄らないように」といっていました。 これだけではなく、校庭の滑り台の隣にあるセンダンの木からは、毎日無数の実が落ちてしまうため、授業が始まる前に児童たちがボランティアで片付けていたそうです。 雑木などを整備して、児童によりよい環境を作りたいと思っていた校長先生。しかし、その願いは容易に叶うことではありませんでした。 西予市立城川小学校の今崎津栄校長先生 フェンス回りの雑木は、ツタが絡まっていたりして、取り除くことはとても大変です。そのほかにも高い木があり、脚立がないと作業ができない場所もありました。たとえ面積が広くなくても、木を伐採して処分するにはかなりの費用が必要です。しかしそのような予算はありませんでした。 そこで学校は『学校環境緑化モデル事業』に助成を申請しました。この事業は、公益社団法人国土緑化推進機構が、子どもたちが学ぶ学校環境をよりよくするために、緑化を推進しているもので、ローソンの店頭募金からの寄付を使って年間1県1校を目指して採択を行っています。 整備前と整備後の様子 この助成金を得ることができた西予市立城川小学校は、およそ7日間かけて雑木を剪定・伐採。雑木で隠れてしまっていたグラウンドのフェンスも見通しがよくなり、センダンの木からも、実が落ちなくなったそうです。 児童の1人に話を聞くと、きれいで明るくなった校庭を満足げに語ってくれました。 散髪をしてもらったみたいにサッパリしました。見晴らしがよくなり、遠くの山も見えてグラウンドが明るくなりました。大変だった掃除も楽になります。これで2学期も楽しく学校生活を送ることができます。 木を整備する助成金は、ローソンの募金から 西予市立城川小学校の雑木を整備するために使われた助成金。それは、なんとローソン店舗で集められた募金の一部でまかなわれていたのです。 剪定・伐採作業の完了後に行われた式典には、小学校から10キロほどに位置するローソン店舗のオーナーも出席。生まれも育ちも西予市で、お店を通じて地域(マチ)の人々と深い交流を持っています。 レジの横で集められていた募金が、まさか地元の小学校で使われるとは思っていなかったそうで、感慨深い思いで式典に参加していたそうです。 募金のしかた、さらにひろがる ローソンが学校緑化への支援を始めたのは2006年。支援の数は年間約60ヵ所で、累計600校以上もの学校の整備を手伝ってきました。 地元のローソンで行った募金が、まわりまわって母校で使われるかもしれないのです。 そしていまは緑色の店頭募金箱に加え、ローソン店内のマルチメディア情報端末『Loppi』を通じた募金、お買い物で貯まったPontaポイントやdポイントを使って寄付をすることができるようになりました。寄付のしかたは簡単で、例えばポイントでの寄付なら、ホームページ『ポイント特典申込み』、またはローソン、ナチュラルローソン店頭にある『Loppi』端末から申し込むだけ。 寄付したいと思ったけど手元に小銭があまりなかったり、店員さんの前でお金を入れるのが恥ずかしかったりしても、これならより手軽に寄付ができそうです。 身近にあるローソンで行った募金が、もしかしたらあなたのマチや、ふるさとのためになるかもしれない。そんなちょっとロマンのこもった募金に、あなたも参加してみませんか。 ローソングループ『マチの幸せ』募金 寄付の方法 店頭募金箱 全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、HMV、ユナイテッド・シネマの合計約1万3千店舗に募金箱を設置しています。 Loppi募金受付サービス(ロッピー募金) ローソン、ナチュラルローソンの店内のマルチメディア情報端末Loppi(ロッピー)から申し込むことができます。Loppi画面の『各種サービス』をタッチして『Loppi募金受付サービス』を選択し、『ローソン緑の募金』から寄付ができます。専用の二次元バーコード(右記)をLoppiにかざすと申込画面に移行します。 ポイント募金 Pontaポイントおよびdポイントで募金を申し込むことができます。ホームページ『ポイント特典申込み』、またはローソン、ナチュラルローソン店内のLoppiから申し込んでください。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
コンビニエンスストア『ローソン』のレジ横に置いてある緑色の募金箱。1992年から設置され、いままでに集まった寄付金は、なんと累計で86億円にもなります。
そこで気になるのは、お金の使い道。実は寄付金が『私たちに身近な場所』で活用されていることを知っていましたか。それは一体どこなのか…寄付金が活用された現場を取材しました。
整備されない雑木に悩む小学校
愛媛県・松山市から車で南西部におよそ1時間半。西予(せいよ)市は、 東には山々、西には海がひろがる自然豊かな土地です。農林業や建設業が盛んで、栗やシイタケなども栽培されています。
西予市立城川小学校は、西予市の東、高知県との県境に位置する小学校です。地域に住む子どもの減少に伴い、2016年に4校あった小学校が統合されてできたこの小学校では、およそ100人の児童が日々勉強にはげんでいます。
新校舎も建設され、一見何の問題もなさそうなこの学校。実はある悩みを抱えていました。
フェンスの周りにうっそうと茂る雑木の数々。これは学校の敷地内に生えているもので、学校が統合される前から生い茂っていました。
校長先生によると、これらの雑木を放置し続けたら、児童たちにも危険が及ぶ可能性があったといいます。
フェンス先にある傾斜面
フェンスのすぐ先に急な斜面があるのですが、雑木などで視界が遮られていて見えません。そのため、児童たちには「近寄らないように」といっていました。
これだけではなく、校庭の滑り台の隣にあるセンダンの木からは、毎日無数の実が落ちてしまうため、授業が始まる前に児童たちがボランティアで片付けていたそうです。
雑木などを整備して、児童によりよい環境を作りたいと思っていた校長先生。しかし、その願いは容易に叶うことではありませんでした。
西予市立城川小学校の今崎津栄校長先生
フェンス回りの雑木は、ツタが絡まっていたりして、取り除くことはとても大変です。そのほかにも高い木があり、脚立がないと作業ができない場所もありました。たとえ面積が広くなくても、木を伐採して処分するにはかなりの費用が必要です。しかしそのような予算はありませんでした。
そこで学校は『学校環境緑化モデル事業』に助成を申請しました。この事業は、公益社団法人国土緑化推進機構が、子どもたちが学ぶ学校環境をよりよくするために、緑化を推進しているもので、ローソンの店頭募金からの寄付を使って年間1県1校を目指して採択を行っています。
整備前と整備後の様子
この助成金を得ることができた西予市立城川小学校は、およそ7日間かけて雑木を剪定・伐採。雑木で隠れてしまっていたグラウンドのフェンスも見通しがよくなり、センダンの木からも、実が落ちなくなったそうです。
児童の1人に話を聞くと、きれいで明るくなった校庭を満足げに語ってくれました。
散髪をしてもらったみたいにサッパリしました。見晴らしがよくなり、遠くの山も見えてグラウンドが明るくなりました。大変だった掃除も楽になります。これで2学期も楽しく学校生活を送ることができます。
木を整備する助成金は、ローソンの募金から
西予市立城川小学校の雑木を整備するために使われた助成金。それは、なんとローソン店舗で集められた募金の一部でまかなわれていたのです。
剪定・伐採作業の完了後に行われた式典には、小学校から10キロほどに位置するローソン店舗のオーナーも出席。生まれも育ちも西予市で、お店を通じて地域(マチ)の人々と深い交流を持っています。
レジの横で集められていた募金が、まさか地元の小学校で使われるとは思っていなかったそうで、感慨深い思いで式典に参加していたそうです。
募金のしかた、さらにひろがる
ローソンが学校緑化への支援を始めたのは2006年。支援の数は年間約60ヵ所で、累計600校以上もの学校の整備を手伝ってきました。
地元のローソンで行った募金が、まわりまわって母校で使われるかもしれないのです。
そしていまは緑色の店頭募金箱に加え、ローソン店内のマルチメディア情報端末『Loppi』を通じた募金、お買い物で貯まったPontaポイントやdポイントを使って寄付をすることができるようになりました。寄付のしかたは簡単で、例えばポイントでの寄付なら、ホームページ『ポイント特典申込み』、またはローソン、ナチュラルローソン店頭にある『Loppi』端末から申し込むだけ。
寄付したいと思ったけど手元に小銭があまりなかったり、店員さんの前でお金を入れるのが恥ずかしかったりしても、これならより手軽に寄付ができそうです。
身近にあるローソンで行った募金が、もしかしたらあなたのマチや、ふるさとのためになるかもしれない。そんなちょっとロマンのこもった募金に、あなたも参加してみませんか。
ローソングループ『マチの幸せ』募金 寄付の方法
店頭募金箱
全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、HMV、ユナイテッド・シネマの合計約1万3千店舗に募金箱を設置しています。
Loppi募金受付サービス(ロッピー募金)
ローソン、ナチュラルローソンの店内のマルチメディア情報端末Loppi(ロッピー)から申し込むことができます。Loppi画面の『各種サービス』をタッチして『Loppi募金受付サービス』を選択し、『ローソン緑の募金』から寄付ができます。専用の二次元バーコード(右記)をLoppiにかざすと申込画面に移行します。
ポイント募金
Pontaポイントおよびdポイントで募金を申し込むことができます。ホームページ『ポイント特典申込み』、またはローソン、ナチュラルローソン店内のLoppiから申し込んでください。
[文・構成/grape編集部]