助けたリスと記念撮影をする警察官 次の瞬間? 「笑った」
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「困った時には警察に連絡する」というのは、世界中で共通の理解とされています。
しかし、警察官も訓練をしていないような予期せぬ事態に直面することがあるでしょう。
警察にかかってきた『奇妙な電話』とは?
「警察には奇妙な電話がたくさんかかってきます」
Facebookにそんな書き出しで始まる投稿をしたのは、アメリカのマサチューセッツ州にある『コハセット警察署』です。
この日、警察に「リスが木に頭を突っ込んで動けなくなっています」という通報がありました。
警察官のジョシュ・キンボールさんと同僚のウィルソンさんは現場に向かい、かわいそうなリスの居場所を突き止めます。
すぐに助けようとしましたが、リスは文字通りまったく動かなかったのだとか。
そこでジョシュさんはもっていた手指の消毒ジェルを潤滑剤として使うことを思い付きます。
ジェルをリスの体に塗って優しくひねったり、回転させたりすること数分間。
ついにリスを助け出すことに成功しました!
ジョシュさんたちはリスと一緒に記念撮影をして任務完了!となるはずが…最後にリスが彼の手に噛みついたのです!
『コハセット警察署』は「森へ走り去る直前、心からの感謝を込めて、リスくんはお別れに、手袋越しにキンボール巡査の人差し指に噛みつきました。皮膚は切れていませんでしたが、我々は笑い、キンボール巡査が痛みに叫んでいる写真を撮りました」と報告。
ユーモアたっぷりの投稿には、警察官たちへの称賛と笑いが起こりました。
・これは痛い!でも笑った!
・ジョシュさん、グッジョブ!特殊任務、お疲れさまでした!
・リスは動けなくて怖かっただろうね。助けてもらえてラッキーだ。
・最初にリスを見つけて通報した人も優しいよね。ありがとう。
なお、リスを逃がす前に体に塗った消毒ジェルはふき取ったそうです。
1枚目の写真を見れば分かりますが、リスの体は完全に木の穴に挟まっていてまったく抜けなかったのだとか。
もし誰も助けてくれなかったら、リスが自力で脱出することはほぼ不可能だったでしょう。
人と同じく、地域の住民であるリスを救った心優しい警察官たちに大きな拍手を送りたいですね!
[文・構成/grape編集部]