オリーブオイルの白濁はカビ? 回答に「そうだったんだ」「気を付ける」
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- 出典
- トマトコーポレーション
調理油としてだけではなく、サラダやパスタのトッピングとしても、便利に使える『オリーブオイル』。
自宅で保管していると、白く濁って固まってしまったことはありませんか。
本記事では、食品輸出入事業を営むトマトコーポレーションの公式サイトから、オリーブオイルが固まってしまう理由や対処法を解説します。
固まってもオリーブオイルの品質に問題なし!
オリーブオイルが白く濁って固まってしまう現象は、決して珍しいものではありません。一定の条件下において、濁りや固形化といったトラブルが発生しやすくなるそうです。
トマトコーポレーションは、エクストラバージンオイルの注意点について以下のように説明しています。
オリーブオイルは、容器の外側の温度が低くなると、成分の一部が固まり白濁してしまうそうです。見た目は変わっても、カビや異物ではないため問題なく食べられます。
常温に置いて戻すか、ぬるま湯に漬けて温めましょう。温度さえ戻せば再び透明感のあるオイルに戻ります。
ただし熱湯に漬けるとオリーブオイルが劣化する原因になってしまうため、避けてください。
なおオリーブオイルが固まってしまうのは、外気温が10℃前後を下回った時。ただしこれはあくまで目安で、使っているオリーブオイルの種類によって異なります。
これは、原料となるオリーブが、品種や産地によって異なる性質を持つためです。
「以前使っていたオリーブオイルでは、特に問題はなかったのに…」という場合でも、オリーブオイルの種類が変わればトラブルが発生する可能性があるという点を、頭に入れておきましょう。
冷蔵保存時には注意が必要!
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冬場でなくても、オリーブオイルを冷蔵庫で保管していると、同じように白濁して固まってしまいます。
先述したように常温に置いておけば元の状態に戻りますが、この行為を何度も繰り返してしまうと、オリーブオイルの劣化につながるため注意が必要です。
そのため冷蔵保存は、暑い時期に長期間家を開ける時など『例外』の保存方法とし、基本は常温で保存するようにしましょう。
オリーブオイルが白く濁ったり固まってしまったりすると、「もう食べられないのではないか…」と不安に感じるかもしれません。
しかしオイルに含まれる天然成分の変化であり、食べても問題ないため処分する必要はありません。
オリーブオイルの性質を理解した上で適切に保管するとともに、見た目が変化してしまった場合は正しく対処して、最後まで使い切りましょう。
[文・構成/grape編集部]