lifestyle

カマボコと相性の悪い食材があるって本当? 解説に「まさか溶けるなんて」

By - COLLY  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

おつまみやお弁当のおかずなど、さまざまなシーンで活躍する『カマボコ』。

お弁当の中に詰めたり、ほかの食材と和えて調理したりすると、カマボコの表面が溶けてヌルヌルになったことはありませんか。

カマボコは、合わせる食材によっては表面が溶けてしまうのだそうです。

カマボコや練り物製品などを製造する、一正蒲鉾株式会社(以下、一正蒲鉾)の公式サイトから、カマボコが溶けてしまう理由や合わせてはいけない食材について解説します。

カマボコが溶けるのは食品に含まれる『酵素』が原因

一正蒲鉾の公式サイトでは、「カマボコとショウガを和えたら溶けた」という問い合わせに対して、その理由を以下のように説明しています。

しょうがにはたんぱく質を分解する酵素が含まれているためです。

一正蒲鉾 ーより引用

たんぱく質を分解する酵素は『プロテアーゼ』とも呼ばれていて、ショウガのほかにも、以下のような食材にも含まれています。

・マイタケ

・タマネギ

・納豆

・リンゴ

・イチジク

・キウイフルーツ

・パパイヤ

・パイナップルなど

生のままカマボコと和えることや、カマボコに直接接触させることは避けましょう。

カマボコが溶けないための対策は?

カマボコを箸でつかんでいる様子

※写真はイメージ

もしカマボコが溶けてしまったとしても、腐ったわけではないので身体に害はありません。しかしおいしさには影響してしまうため対策が必要です。

プロアテーゼは熱に弱い性質を持っているそう。そのため、あらかじめ食材を加熱してからカマボコと和えたり一緒に盛り付けたりすれば、カマボコが溶けることはありません。

フルーツのように加熱せずに食べられる食材をそのまま使う場合は、カマボコと直接触れ合わないようにするのがポイントです。

例えばフルーツとカマボコを一緒にお弁当に入れたい時は、間にほかの食材を挟んだり、カップを使って仕切りを作ったりするなどして対策しましょう。

カマボコは合わせる食材によっては表面が変質してしまう可能性があります。

食材にプロアテーゼが含まれている場合は、カマボコをおいしく食べるためにも、調理法や盛り付け方をひと工夫してみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

調味料

ポッカレモンの正しい保管方法 メーカーの情報に「気をつけます」【正しい保存方法4選】ポッカレモンやハチミツ、味噌、ラー油など、日常的に使う調味料や食品は、保存場所を間違えると風味や品質が損なわれてしまうことがあります。メーカーが推奨する正しい保存方法を知ることで、最後のひと滴までおいしさを保てるでしょう。

リンゴ

冷蔵庫に入れただけで? リンゴの甘さに「マジで?」「今すぐやる」【保存のコツ4選】リンゴや桃、梨など、果物は保存方法によって味わいや甘みが大きく変わります。冷蔵や常温の使い分け、新聞紙やポリ袋での保存など、ちょっとした工夫で鮮度を長く保つことが可能です。季節を問わず役立つ果物の保存のコツをまとめています。

出典
一正蒲鉾

Share Post LINE はてな コメント

page
top