パックご飯は立てて保管しないで! 企業の助言に「気を付けます」「改める」
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レトルト食品は保存期間が長いことに加え、生鮮食品ほど『向き』を気にせずに保管できます。
キッチン収納の作りや広さによっては、水平に積むのではなく縦に並べる方法を選ばざるを得ないこともあるでしょう。
しかし、レトルト食品の中でも『パックご飯』は縦に並べての保管はおすすめできません。
その理由を、食料品や日用品の宅配と店舗販売を行う生活協同組合おおさかパルコープのウェブサイトから紹介します。
縦にするとパックご飯がパサつく恐れがある
※写真はイメージ
パックご飯の魅力は、電子レンジであれば数分、お湯であれば10〜15分で炊きたてのような熱々ご飯が食べられることです。
柔らかめや硬めといった炊き加減の好みはあったとしても、パサパサのご飯はいくらレトルト食品であっても避けたいのではないでしょうか。
パックご飯を縦に並べて保管するとなぜご飯がパサつくのか、生活協同組合おおさかパルコープでは次のように解説しています。
パックご飯は温かい状態で完全密封され、その後冷却されます。フリーズドライのように乾燥させているわけではないので、ご飯の水分は残ったままです。
パックを縦にして保管した場合、この水分が片方に寄ってしまい、水分のたまったほうはご飯が柔らかく、水分が抜けたほうは硬くなってしまいます。
賞味期限内であっても水分の偏りは起きてしまうので、パックご飯はできるだけ『水平に積み上げて保管』するようにしましょう。
フィルムの内側に水滴が付く理由
※写真はイメージ
しばらく保管していたパックご飯のフィルムの内側に、水滴が付いているのを見たことはありませんか。
未開封の状態で付く水滴は、外気との温度差によりご飯に含まれる水分が結露したものです。
水滴が付いていると「食べても大丈夫なのか」と心配になるかもしれませんが、品質上の問題はないため安心して食べられます。
パックご飯に適した保管方法は『直射日光の当たらない場所での常温保存』です。
電子レンジの上や家電製品の近くでの保管は、パックご飯の劣化だけでなく水分移行によるパサつきを引き起こします。
おいしいご飯を食べられるよう、保管場所や保管方法を見直してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]