農林水産省推奨 米に虫を湧かせない正しい保存方法
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2025年5月現在、米の価格高騰が続いています。
同年3月には、食料備蓄として保存している『備蓄米』を、政府が放出しましたが、米の価格は高止まりしたままです。
価格が高いからこそ、米を無駄にしないよう、今まで以上に保存方法に気を付けたいですよね。
※この記事には虫の写真が含まれます。苦手な方はご注意ください。
米の害虫を防ぐ方法
「保存している米に、虫が湧いてしまった」という経験はありませんか。
虫を取り除けば食べることもできるそうですが、口に入れるものとして気持ちがいいことではないですよね。
また、アレルギーを引き起こす可能性もあるので、人によっては処分してしまうこともあるでしょう。
農林水産省や各自治体のウェブサイトでは、害虫を防ぐ米の保存方法を紹介しています。
米に湧く、主な虫の正体とは?
米に付着する主な害虫は、ノシメマダラメイガとコクゾウムシだそうです。
1cm程度のガである、ノシメマダラメイガは、米の外側を包む『ぬか層』や、芽になる『胚芽部』に卵を産むとのこと。
幼虫は見た目が糸くずのようで、米にそっくりな色をしているため、よく注意しないと気付けないといいます。
3mm程度の小型の甲虫である、コクゾウムシは、米の中に卵を産み、内側から食い破って成虫が外に出てくるとのこと。
卵や幼虫、サナギは米の中にいるため、成虫だけがある日突然湧いたように見えるそうです。
どちらの害虫も、気温が高くなる夏場に特に発生しやすいとされています。購入したばかりの米でも、精米前の段階で既に卵が付着していることがあるため、「新しい米だから大丈夫」とは言い切れない点に注意が必要です。
コクゾウムシ
では、これらの害虫から米を守るには、どうしたらいいのでしょうか。
農林水産省や各自治体のウェブサイトによれば、米は長期保管を避け、約1か月で食べきることが推奨されています。
米びつの米は毎回使いきり、清掃してから新しい米を入れましょう。
古い米が米びつに残ったまま新しい米を継ぎ足すと、古い米に付着していた卵が新しい米にも広がるリスクがあります。面倒でも「使いきってから補充する」習慣が、害虫対策の基本といえるでしょう。
また、厚手のビニール袋に包んだ米を、野菜室で保存するのもいいそうです。
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米の害虫は15℃以下になると活動が鈍り、増殖できなくなります。適度な温度と湿度を保って米を守る、野菜室が保存場所に適しているとのこと。
野菜室保存の注意点
野菜室での保存は効果的な一方、袋の密閉が不十分だと冷蔵庫内のにおいが米に移ってしまうことがあります。厚手のビニール袋の口をしっかり閉じるか、密閉できる容器に移し替えてから野菜室に入れると、においうつりを防げます。
また、冷蔵庫から取り出した米は結露しやすいため、使う分だけをこまめに取り出すようにするとよいでしょう。
米を粗末にしないために、できる範囲で害虫を防ぐ対策をしておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]