「なんとなく恥ずかしい」 女性が抱えるココロとカラダの悩みに専門医は… 提供:ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会 By - grape編集部 公開:2025-03-26 更新:2025-03-26 わたしたちのヘルシー出産動画女性妊娠年齢悩み生理 Share Post LINE はてな 『あなたの可能性を広げる!「婦人科」ってこんなところ』 「あなたの可能性を広げる!『婦人科』ってこんなところ」のトークテーマでは、オープニングトークにも参加した産婦人科医の対馬ルリ子先生が登壇。 ゲストにはTikTokクリエイター・タレントの景井ひなさん、MCを島田彩夏アナウンサーが務めました。 左から、対馬ルリ子医師、景井ひなさん、島田彩夏アナ まずは『どんな時に婦人科を受診すればいいですか?』『自分に合った「かかりつけ医」を見つけるには?』というリアル相談を発表。 対馬先生は、受診のタイミングについて「どんな時でも、些細なことでも受診しにきてほしい」と語り、海外では若い頃からかかりつけの婦人科医を見つけ人生のパートナーとすることが一般的になっていると紹介しました。 続けて、「生理がはじまる10代の前半から、更年期で生理が終わったその後も、気になることは何でも相談してほしい。私たちが窓口になって専門的な医療につなぐこともできる」と思いを語ります。 相談のきっかけとして、婦人科検診やHPVワクチン※18接種を申し込むことなどを提案しました。 島田アナが、「若い頃はどうしても恥ずかしい気持ちがある」と心理的なハードルについて理解を示すと、対馬先生は「1回でも話すとハードルは下がるので、ちょっとした痛みや不調も我慢しないで受診してほしい」と助言。 高校生の頃から生理痛※19に悩んでいた景井さんは、母親の勧めで婦人科に通い始めたといいます。「最初は怖い、恥ずかしいという思いがありましたが、自分に合った低用量ピルを処方してもらってからすごく身体が楽になった」と話しました。 では、婦人科ではどのようなことが相談できるのでしょうか。 対馬先生は、生理痛がひどく、生活に支障がある場合には、低用量ピル、漢方薬、鎮痛剤などの選択肢を挙げ、『まずは相談しながら試してみること』が、肉体的にも心理的にも負担を減らせると解説します。 親世代に向けては、自身の娘に受診を勧める選択肢を伝え、若い世代には「今ある月経痛がないことを想像してみてほしい」と説き、生理痛を我慢することで生じる可能性のある、リスクについても説明しました。 『かかりつけ医』は「お気に入りの美容院を見つける感覚で」 続いて2つめの『自分に合った「かかりつけ医」を見つけるには?』について。 対馬先生は、婦人科の『かかりつけ医』を見つける方法は、お気に入りの美容院を見つける感覚に似ているといいます。 「初めて行く美容院でいきなり大きな挑戦することは少なく、まずはカットから始めてみて、スタイリストの雰囲気や技術力が信頼できそうなら次はカラーにも挑戦し、それがうまくいったら次はパーマにも挑戦する…という具合で、婦人科も検診※20やHPVワクチン接種などをきっかけに婦人科へ行ってみて、先生との相性を確認してほしい」と話し、ネットの口コミを参考にするのもよいと提案。 「相性が悪かったら別の婦人科を探せばいい。お気に入りの美容院を見つける感覚で」と背中を押しました。 景井さんは熊本県在住だった10代の頃は、「婦人科の数も少なかったため、家の近所で探しました」と回想。 東京都に住む現在は、ネットの口コミから探したそうで、「おじいちゃん先生です。知識が豊富でいろいろ相談にのってくれる安心感があります」と明かし、信頼できる医師なら性別は問わないと語りました。 ※18 HPVワクチン | 検索結果: | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※19 生理痛(月経痛) | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※20 病気の早期発見・対応を!女性検診とワクチン | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 次のページ自分は妊娠しやすい?なかなか自然妊娠しない時は?パートナーと話し合いたい『妊活の知識』 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Share Post LINE はてな
『あなたの可能性を広げる!「婦人科」ってこんなところ』
「あなたの可能性を広げる!『婦人科』ってこんなところ」のトークテーマでは、オープニングトークにも参加した産婦人科医の対馬ルリ子先生が登壇。
ゲストにはTikTokクリエイター・タレントの景井ひなさん、MCを島田彩夏アナウンサーが務めました。
左から、対馬ルリ子医師、景井ひなさん、島田彩夏アナ
まずは『どんな時に婦人科を受診すればいいですか?』『自分に合った「かかりつけ医」を見つけるには?』というリアル相談を発表。
対馬先生は、受診のタイミングについて「どんな時でも、些細なことでも受診しにきてほしい」と語り、海外では若い頃からかかりつけの婦人科医を見つけ人生のパートナーとすることが一般的になっていると紹介しました。
続けて、「生理がはじまる10代の前半から、更年期で生理が終わったその後も、気になることは何でも相談してほしい。私たちが窓口になって専門的な医療につなぐこともできる」と思いを語ります。
相談のきっかけとして、婦人科検診やHPVワクチン※18接種を申し込むことなどを提案しました。
島田アナが、「若い頃はどうしても恥ずかしい気持ちがある」と心理的なハードルについて理解を示すと、対馬先生は「1回でも話すとハードルは下がるので、ちょっとした痛みや不調も我慢しないで受診してほしい」と助言。
高校生の頃から生理痛※19に悩んでいた景井さんは、母親の勧めで婦人科に通い始めたといいます。「最初は怖い、恥ずかしいという思いがありましたが、自分に合った低用量ピルを処方してもらってからすごく身体が楽になった」と話しました。
では、婦人科ではどのようなことが相談できるのでしょうか。
対馬先生は、生理痛がひどく、生活に支障がある場合には、低用量ピル、漢方薬、鎮痛剤などの選択肢を挙げ、『まずは相談しながら試してみること』が、肉体的にも心理的にも負担を減らせると解説します。
親世代に向けては、自身の娘に受診を勧める選択肢を伝え、若い世代には「今ある月経痛がないことを想像してみてほしい」と説き、生理痛を我慢することで生じる可能性のある、リスクについても説明しました。
『かかりつけ医』は「お気に入りの美容院を見つける感覚で」
続いて2つめの『自分に合った「かかりつけ医」を見つけるには?』について。
対馬先生は、婦人科の『かかりつけ医』を見つける方法は、お気に入りの美容院を見つける感覚に似ているといいます。
「初めて行く美容院でいきなり大きな挑戦することは少なく、まずはカットから始めてみて、スタイリストの雰囲気や技術力が信頼できそうなら次はカラーにも挑戦し、それがうまくいったら次はパーマにも挑戦する…という具合で、婦人科も検診※20やHPVワクチン接種などをきっかけに婦人科へ行ってみて、先生との相性を確認してほしい」と話し、ネットの口コミを参考にするのもよいと提案。
「相性が悪かったら別の婦人科を探せばいい。お気に入りの美容院を見つける感覚で」と背中を押しました。
景井さんは熊本県在住だった10代の頃は、「婦人科の数も少なかったため、家の近所で探しました」と回想。
東京都に住む現在は、ネットの口コミから探したそうで、「おじいちゃん先生です。知識が豊富でいろいろ相談にのってくれる安心感があります」と明かし、信頼できる医師なら性別は問わないと語りました。
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