「なんとなく恥ずかしい」 女性が抱えるココロとカラダの悩みに専門医は… 提供:ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会 By - grape編集部 公開:2025-03-26 更新:2025-03-26 わたしたちのヘルシー出産動画女性妊娠年齢悩み生理 Share Post LINE はてな 『みんな気になる、女性の更年期!リアル相談3選』 『みんな気になる、女性の更年期!リアル相談3選』のトークテーマでは、神奈川県にある『藤沢女性のクリニック もんま』院長の門間美佳先生と、ゲストとして島田彩夏アナウンサーが登壇し、MCを谷岡慎一アナウンサーが務めました。 まずは、『子供やパートナーから『更年期※11では?』といわれてショックです…どうすればいい?』というリアル相談が寄せられます。 門間先生は「更年期は50歳を境に前後5年間、45~55歳くらいに起こるもので、汗をかきやすい、イライラ※12する、動悸や頭痛などの症状が表れ、月経も不順になります」と紹介。 そして、「若い頃に卵巣から100~200ほど分泌されていた『エストロゲン』がアップダウンを繰り返し、ほとんど出なくなると、閉経となります。 『エストロゲン』が少ないと分泌されるのが『FSH(卵巣刺激ホルモン)』。 門間先生は「加齢によって数値が高くなり、自律神経にも影響を及ぼし、汗をかきやすいなどの症状が表れる」と仕組みを解説しました。 更年期の治療法は?漢方※13、ホルモン補充療法※14…症状にあわせて選択 続いてのリアル相談は、『現在40代後半。採血をしたら女性ホルモンは出ていました。「まだ更年期じゃない」といわれましたが、ほてりや不眠※15などの症状がつらい。どうしたらよいのでしょうか?』というもの。 門間先生は「症状に応じた治療法※16を選択することが大事です」とアドバイス。 「2、3か月生理がなかったり、突然大出血をしたり、ずっと体調が悪かったのに受診した時には症状がよくなったりなど、『エストロゲン』の激しいゆらぎによって体調に差が出るので、それぞれの症状にあわせた治療を行う必要があります」と紹介しました。 ここで谷岡アナから治療の種類に関する質問が出ます。 門間先生は「大きく分けて4つあり、ホルモン補充療法、漢方※17、プラセンタの注射、サプリメントです。保険内でできるものも多いので、複数をやる方もいれば、一つを選択する方も。患者さんの症状や希望にあわせて選択していく形になります」と説明。 4つの治療法をすべて試した島田アナは真剣に耳を傾けつつ、「ホルモン補充療法によるリスクを不安に思う方も多いのでは?」と問いかけます。 門間先生は「5年以上続けると乳がんになりやすいといわれていましたが、新薬ができたことで安全に継続できるようになり、使用する薬も、貼り薬・飲み薬・ジェルなどさまざま。さらに、マンモグラフィーや乳腺エコーなどの検診を定期的に行うことで、乳がんの早期発見につながる」とメリットを紹介しました。 市販の治療薬と病院での治療費、安いのはどっち? 最後のリアル相談は『単純にイライラしているだけなのか、更年期なのかが分からない』というものです。 門間先生は「手軽にできるセルフチェックで確認してみましょう!」とチェックシートを見ながら解説します。 気になる治療の費用について「医療機関を受診しないほうが安いと思っている方が多いのですが、保険適用の治療もありますので、受診したほうが安く済む場合もあります」と紹介。 門間先生は最後に「女性は自分のことを後回しにしがちですが、女性が明るく生き生きと、長く働ける社会になってほしい」と話しました。 左から、門間美佳医師、島田彩夏アナ、谷岡慎一アナ ※11 更年期 | 検索結果: | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※12 イライラ | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※13 女性と漢方 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※14 更年期の治療法 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※15 不眠 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※16 更年期の治療法 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 ※17 女性と漢方 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 次のページもっと気軽に受診したい『婦人科』ってどんなところ?『かかりつけ医』の見つけ方 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Share Post LINE はてな
『みんな気になる、女性の更年期!リアル相談3選』
『みんな気になる、女性の更年期!リアル相談3選』のトークテーマでは、神奈川県にある『藤沢女性のクリニック もんま』院長の門間美佳先生と、ゲストとして島田彩夏アナウンサーが登壇し、MCを谷岡慎一アナウンサーが務めました。
まずは、『子供やパートナーから『更年期※11では?』といわれてショックです…どうすればいい?』というリアル相談が寄せられます。
門間先生は「更年期は50歳を境に前後5年間、45~55歳くらいに起こるもので、汗をかきやすい、イライラ※12する、動悸や頭痛などの症状が表れ、月経も不順になります」と紹介。
そして、「若い頃に卵巣から100~200ほど分泌されていた『エストロゲン』がアップダウンを繰り返し、ほとんど出なくなると、閉経となります。
『エストロゲン』が少ないと分泌されるのが『FSH(卵巣刺激ホルモン)』。
門間先生は「加齢によって数値が高くなり、自律神経にも影響を及ぼし、汗をかきやすいなどの症状が表れる」と仕組みを解説しました。
更年期の治療法は?漢方※13、ホルモン補充療法※14…症状にあわせて選択
続いてのリアル相談は、『現在40代後半。採血をしたら女性ホルモンは出ていました。「まだ更年期じゃない」といわれましたが、ほてりや不眠※15などの症状がつらい。どうしたらよいのでしょうか?』というもの。
門間先生は「症状に応じた治療法※16を選択することが大事です」とアドバイス。
「2、3か月生理がなかったり、突然大出血をしたり、ずっと体調が悪かったのに受診した時には症状がよくなったりなど、『エストロゲン』の激しいゆらぎによって体調に差が出るので、それぞれの症状にあわせた治療を行う必要があります」と紹介しました。
ここで谷岡アナから治療の種類に関する質問が出ます。
門間先生は「大きく分けて4つあり、ホルモン補充療法、漢方※17、プラセンタの注射、サプリメントです。保険内でできるものも多いので、複数をやる方もいれば、一つを選択する方も。患者さんの症状や希望にあわせて選択していく形になります」と説明。
4つの治療法をすべて試した島田アナは真剣に耳を傾けつつ、「ホルモン補充療法によるリスクを不安に思う方も多いのでは?」と問いかけます。
門間先生は「5年以上続けると乳がんになりやすいといわれていましたが、新薬ができたことで安全に継続できるようになり、使用する薬も、貼り薬・飲み薬・ジェルなどさまざま。さらに、マンモグラフィーや乳腺エコーなどの検診を定期的に行うことで、乳がんの早期発見につながる」とメリットを紹介しました。
市販の治療薬と病院での治療費、安いのはどっち?
最後のリアル相談は『単純にイライラしているだけなのか、更年期なのかが分からない』というものです。
門間先生は「手軽にできるセルフチェックで確認してみましょう!」とチェックシートを見ながら解説します。
気になる治療の費用について「医療機関を受診しないほうが安いと思っている方が多いのですが、保険適用の治療もありますので、受診したほうが安く済む場合もあります」と紹介。
門間先生は最後に「女性は自分のことを後回しにしがちですが、女性が明るく生き生きと、長く働ける社会になってほしい」と話しました。
左から、門間美佳医師、島田彩夏アナ、谷岡慎一アナ
※11 更年期 | 検索結果: | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※12 イライラ | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※13 女性と漢方 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※14 更年期の治療法 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※15 不眠 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※16 更年期の治療法 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※17 女性と漢方 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修