カレーの鍋そのまま常温保存はNG カレー組合が警告する食中毒リスクと正しい保存法
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肉なしカレーの代用食材は?選び方と旨味を出す調理のコツをご紹介カレーは、肉なしでもおいしく食べられます。本記事では、節約したい日や肉がない時に役立つ代用食材と、旨味たっぷりに仕上げるレシピをご紹介。ツナ缶やキノコ類で、いつものカレーが絶品に。簡単でおいしい肉なしカレーの作り方を解説します。

手作りカレーの正しい保存方法 カレー組合の指摘に「徹底します」の声家庭料理の定番でもある『カレー』。多めに作って2〜3日かけて食べ切るという人も多いのではないでしょうか。カレーは、保存方法に注意しなければ思わぬリスクを招きます。本記事では、カレーを保存する際の注意点について詳しく解説します。
- 出典
- カレー組合






子供から大人まで、幅広い世代に人気のカレー。たっぷり用意しておけば、温めるだけで簡単に食べられて非常に便利です。
そのため、「最初から2日分作っておく」という人も多いでしょう。しかし、最後までおいしく安全に食べるには、正しい保存方法を知る必要があります。
カレーの普及拡大のため、品質向上と安定提供を目指し活動している全日本カレー工業共同組合(以下、カレー組合)のウェブサイトより、NG保存方法と注意点をお伝えします。
カレーを鍋のまま常温保存は絶対に避けて
大鍋でたっぷり作ったカレー。「2日目のほうがおいしい」という俗説や「どうせまた温め直すのだから」という油断から、鍋のままコンロの上に置きっぱなしにしてはいませんか。
カレー組合はウェブサイト上で、消費者のこうした行動に注意喚起しています。
カレーを常温保存してはいけない理由は、細菌が増殖するためです。特に、カレーの材料である肉や魚、野菜類に付着したウェルシュ菌に注意しましょう。ウェルシュ菌には『熱に強い』という特徴があり、カレーを温め直しても死滅しません。
「しっかり火を通したから安心」と思っても、ウェルシュ菌に関しては通常の加熱では対処できないのです。
粘性のあるカレーは、調理後から完全に冷え切るまで長い時間を要します。細菌が繁殖するのに適した温度が長く持続するため、食中毒が発生しやすいのです。
大きな鍋ほど冷めるのに時間がかかり、その分だけ危険な温度帯が続くことになります。見た目や匂いに変化がなくても、菌が増殖していることがあるので要注意です。
カレー組合が、わざわざ鍋から底の浅い容器に小分けするようアドバイスしているのは、少しでも早く完全に冷やし切るためです。「とりあえず鍋のまま放置して冷ましてから冷蔵庫にしまう」だけでは十分な対策とはいえないので、注意してください。
保存期間の目安と冷凍保存のすすめ
なお、翌日食べる予定のカレーは冷蔵庫で保存できますが、それ以降の場合は冷凍保存しておくと安心です。
冷凍する際も、底の浅い容器や保存袋に小分けにして急冷するのが基本。食べる分だけ取り出せるので、解凍の手間も少なく済みます。
常温で保存したカレーを口にするのだけは絶対に避け、食べるタイミングに合わせて保存方法も決定しましょう。
食べる時は十分に加熱して
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保存したカレーを食べる時には、再度十分に温める必要があります。ポイントは、しっかりとかき混ぜながら全体をムラなく加熱すること。
コンロで温める場合、鍋底に焦げ付くのを防ぐためにも、かき混ぜながら弱火でじっくり温めるのがおすすめです。中心部までしっかりと温まっているのを確認してから、冷めないうちに食べ切りましょう。
表面がグツグツと沸騰してきても、中心部はまだぬるいままのことがあります。全体が均一に温まるまで、丁寧にかき混ぜ続けるようにしましょう。
電子レンジで加熱する場合、『温める』と『かき混ぜる』という2つの工程を複数回繰り返すようにしてください。全体をムラなくしっかり温められるのに加え、突沸を防ぐのにも効果的です。
電子レンジ加熱の際は深めの容器を使うと、突沸による飛び散りを抑えられます。ラップをふんわりかけておくのもよいでしょう。
カレーが原因の食中毒トラブルは、決して少なくありません。「じっくり火を通しているから大丈夫」と油断しがちな料理だからこそ、正しい保存方法でトラブル予防に努めましょう。
保存袋を使えば片付けも楽になる
「底の浅い保存容器をそれほどたくさん持っていない」という場合は、ジップ付きの保存袋を利用するのがおすすめです。できるだけ平らにして冷蔵庫に入れておけば、食中毒対策もばっちり。
平らにしておくと冷蔵庫内でも場所を取らず、重ねて保存できるのも便利なところです。
使用後の片付けの手間も減らせるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]