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「なぜ日本語?」インドの街中に設置された、巨大看板に書かれた言葉とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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ああ食べたい…食べたい…!

うぉぉお食べたいんじゃあああ!!!

なんて我慢できなくなるほど、暑くなるにつれ無性に身体が欲するもの。そう、カレー

年間60億食以上食べられ、日本人のDNAに刻まれてんのか?と思うほど、私たちの食卓にすっかり溶け込んでいます。

そんな中、カレーを愛しすぎるあまり、鼻息荒く立ち上がった人たちが…。

余りあるカレー愛が、彼らを突き動かす

カレーを日本の国民食と呼ばせてもらうには、まだやるべきことがある!!

そう熱く唱えるのがカレーの老舗・中村屋。90年前から純印度式カリーを販売してきた彼らのカレー愛は、並々ならぬものでした。

こんな素晴らしい料理を日本に教えてくれたインドの人々に、感謝しなければ!

敬愛の想いはついに海を渡り、一大プロジェクトを生んだのです。

「ナンダアレ?」人々がザワつく先にあったのは…

舞台となったのは、インド・デリーの郊外。

照りつける太陽の下、自転車や人々でごったがえす街の一角に、何やら人だかりが。

「ナンダアレ?」

人々がこぞって指をさす先にあったのは…

なぜか日本語で「ありがとう」と書かれた謎の巨大看板!

実はこれ、中村屋がインド人への感謝の気持ちを込めて設置したものなんです。でも日本語ではせっかくの意味も伝わらないんじゃ…。

そんなツッコミを入れる隙も与えないまま、中村屋の感謝の想いはとどまることを知りません。

カレーステッカー

ありがとうを意味する『#カレーダンニャバード』のハッシュタグ付きでTwitter、InstagramなどSNS投稿するだけで、誰でも気軽にカレー愛をインドの人々に伝えられる企画を展開!

さらに、全国のカレー屋さんで特製ステッカーを配布するなど、日本国内でもさまざまな仕掛けを考えているのだとか。

さらに、日印食や文化の交流のためにキャンペーンの売り上げの一部を寄付するなど、日本のカレーファンを代表してさまざまな形でインドへ感謝を伝えていくという中村屋。 その律義さは、日本の企業ならではかもしれませんね。

どんな斬新なカレー愛を見せてくれるか、今後の展開が楽しみです!


[文・構成/grape編集部]

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