「白卵より赤卵がおいしい」の噂 企業の回答が?「勘違いしてた」「そうだったのか…」
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- 出典
- 鶏三和
栄養が豊富な上に、ほかのメニューとの相性もよく、さまざまな調理方法のある食材が、卵。
オムライスやオムレツといったメインディッシュのほか、だし巻き卵や目玉焼きなど、おかずとしても人気です。
『万能の食材』として親しまれている卵ですが、世間でこのような言説があることをご存知でしょうか。
「白色の卵より、赤色の卵のほうがおいしいらしい」
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スーパーマーケットなどの店で食品売り場に行くと、殻が白色のものと、赤色(茶色)のものが並んでいますよね。
ネット上では、「赤色の卵のほうが、栄養価が高いらしい」といった意見を目にすることがありますが、本当なのでしょうか。
『白色の卵』と『赤色の卵』、どちらがいい?
そういった疑問にウェブサイトで回答したのは、純系名古屋コーチンなど諸国名産鶏を扱う老舗の『鶏三和』。
白色の『白玉』と、赤色の『赤玉』にまつわる噂について、このようにつづっています。
同店によると、白玉と赤玉に見た目以外の違いはないのだとか!
殻の色が異なるのは、卵を産んだニワトリの種類やその生活環境、年齢の違いによるものだといいます。
分泌する色素が卵に影響を与えているため、羽毛が白色のニワトリは白玉を生みやすく、濃い色のニワトリは赤玉を生みやすいそうです。
なぜ「赤色の卵のほうがいい」という噂が広まった?
確かに殻が赤色だと、不思議と高級な印象を受けるもの。とはいえ、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。
一般的に、赤玉のほうが販売価格が高めです。そのため、「高価ということは、質がいいのだろう」という思い込みが生じ、このような噂が広まったと考えられます。
実際は、赤玉を産むニワトリのほうがエサの摂取量が多く、かつ産卵個数が少ないため、白玉よりも価格が高く設定されているようです。
つまり、市場に出回る数に違いはあれど、中身は特に変わらない…ということ。味を重視するなら、どちらを選んでも問題ありません。
『白玉・赤玉論争』の真相に、ネットでは…
定期的にSNSでも話題になる、『白玉・赤玉論争』。
意外な事実が明かされるたび、噂をずっと信じていた多くの人が、驚く声を上げます。
・え、ずっと勘違いをしていたわ。いい飲食店だと赤玉が出てくるからかな?
・そうだったのか…。「赤玉のほうがコクがある」と感じたのは、思い込み…!?
・卵かけご飯をする時、赤玉のほうがおいしく思えるのは、見栄えがいいからかな。
中には「白玉と赤玉を交互に購入し、視覚的に管理できるよう工夫している」という人も。
そういった意図で買えば、「古い卵より先に、新しい卵を使ってしまった」…といった『日常のうっかりミス』を防ぐことができそうです!
[文・構成/grape編集部]