「白卵より赤卵がおいしい」の噂 企業の回答が?「勘違いしてた」「そうだったのか…」 By - grape編集部 公開:2025-07-31 更新:2025-07-31 卵買い物 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 栄養が豊富な上に、ほかのメニューとの相性もよく、さまざまな調理方法のある食材が、卵。 オムライスやオムレツといったメインディッシュのほか、だし巻き卵や目玉焼きなど、おかずとしても人気です。 『万能の食材』として親しまれている卵ですが、世間でこのような言説があることをご存知でしょうか。 「白色の卵より、赤色の卵のほうがおいしいらしい」 ※写真はイメージ スーパーマーケットなどの店で食品売り場に行くと、殻が白色のものと、赤色(茶色)のものが並んでいますよね。 ネット上では、「赤色の卵のほうが、栄養価が高いらしい」といった意見を目にすることがありますが、本当なのでしょうか。 『白色の卵』と『赤色の卵』、どちらがいい? そういった疑問にウェブサイトで回答したのは、純系名古屋コーチンなど諸国名産鶏を扱う老舗の『鶏三和』。 白色の『白玉』と、赤色の『赤玉』にまつわる噂について、このようにつづっています。 スーパーなどで販売されている卵には、白っぽいものと赤っぽい(茶色っぽい)ものがあります。 白い方は“白玉”、赤い方は“赤玉”とも呼ばれていますが、実はこれらには、それほど大きな違いがありません。 見た目が違うだけで、味や栄養素はどちらも同じです。 そのため、「赤い卵の方が良い卵」といった噂は、事実ではありません。 鶏三和 ーより引用 同店によると、白玉と赤玉に見た目以外の違いはないのだとか! 殻の色が異なるのは、卵を産んだニワトリの種類やその生活環境、年齢の違いによるものだといいます。 分泌する色素が卵に影響を与えているため、羽毛が白色のニワトリは白玉を生みやすく、濃い色のニワトリは赤玉を生みやすいそうです。 なぜ「赤色の卵のほうがいい」という噂が広まった? 確かに殻が赤色だと、不思議と高級な印象を受けるもの。とはいえ、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。 一般的に、赤玉のほうが販売価格が高めです。そのため、「高価ということは、質がいいのだろう」という思い込みが生じ、このような噂が広まったと考えられます。 実際は、赤玉を産むニワトリのほうがエサの摂取量が多く、かつ産卵個数が少ないため、白玉よりも価格が高く設定されているようです。 つまり、市場に出回る数に違いはあれど、中身は特に変わらない…ということ。味を重視するなら、どちらを選んでも問題ありません。 『白玉・赤玉論争』の真相に、ネットでは… 定期的にSNSでも話題になる、『白玉・赤玉論争』。 意外な事実が明かされるたび、噂をずっと信じていた多くの人が、驚く声を上げます。 ・え、ずっと勘違いをしていたわ。いい飲食店だと赤玉が出てくるからかな? ・そうだったのか…。「赤玉のほうがコクがある」と感じたのは、思い込み…!? ・卵かけご飯をする時、赤玉のほうがおいしく思えるのは、見栄えがいいからかな。 中には「白玉と赤玉を交互に購入し、視覚的に管理できるよう工夫している」という人も。 そういった意図で買えば、「古い卵より先に、新しい卵を使ってしまった」…といった『日常のうっかりミス』を防ぐことができそうです! [文・構成/grape編集部] 「箸が止まらない!」 高コスパ食材で作る、ありそうでなかったレシピがこちら本記事では魚肉ソーセージを使ってボリューミーな一品を作るレシピを紹介しています。 予想外のうまさ! 目玉焼きの意外なアレンジに「ご飯止まらん」「毎日作って!」本記事では、目玉焼きを生姜焼き風にアレンジするレシピを紹介しています。 出典 鶏三和 Share Post LINE はてな コメント
栄養が豊富な上に、ほかのメニューとの相性もよく、さまざまな調理方法のある食材が、卵。
オムライスやオムレツといったメインディッシュのほか、だし巻き卵や目玉焼きなど、おかずとしても人気です。
『万能の食材』として親しまれている卵ですが、世間でこのような言説があることをご存知でしょうか。
「白色の卵より、赤色の卵のほうがおいしいらしい」
※写真はイメージ
スーパーマーケットなどの店で食品売り場に行くと、殻が白色のものと、赤色(茶色)のものが並んでいますよね。
ネット上では、「赤色の卵のほうが、栄養価が高いらしい」といった意見を目にすることがありますが、本当なのでしょうか。
『白色の卵』と『赤色の卵』、どちらがいい?
そういった疑問にウェブサイトで回答したのは、純系名古屋コーチンなど諸国名産鶏を扱う老舗の『鶏三和』。
白色の『白玉』と、赤色の『赤玉』にまつわる噂について、このようにつづっています。
同店によると、白玉と赤玉に見た目以外の違いはないのだとか!
殻の色が異なるのは、卵を産んだニワトリの種類やその生活環境、年齢の違いによるものだといいます。
分泌する色素が卵に影響を与えているため、羽毛が白色のニワトリは白玉を生みやすく、濃い色のニワトリは赤玉を生みやすいそうです。
なぜ「赤色の卵のほうがいい」という噂が広まった?
確かに殻が赤色だと、不思議と高級な印象を受けるもの。とはいえ、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。
一般的に、赤玉のほうが販売価格が高めです。そのため、「高価ということは、質がいいのだろう」という思い込みが生じ、このような噂が広まったと考えられます。
実際は、赤玉を産むニワトリのほうがエサの摂取量が多く、かつ産卵個数が少ないため、白玉よりも価格が高く設定されているようです。
つまり、市場に出回る数に違いはあれど、中身は特に変わらない…ということ。味を重視するなら、どちらを選んでも問題ありません。
『白玉・赤玉論争』の真相に、ネットでは…
定期的にSNSでも話題になる、『白玉・赤玉論争』。
意外な事実が明かされるたび、噂をずっと信じていた多くの人が、驚く声を上げます。
・え、ずっと勘違いをしていたわ。いい飲食店だと赤玉が出てくるからかな?
・そうだったのか…。「赤玉のほうがコクがある」と感じたのは、思い込み…!?
・卵かけご飯をする時、赤玉のほうがおいしく思えるのは、見栄えがいいからかな。
中には「白玉と赤玉を交互に購入し、視覚的に管理できるよう工夫している」という人も。
そういった意図で買えば、「古い卵より先に、新しい卵を使ってしまった」…といった『日常のうっかりミス』を防ぐことができそうです!
[文・構成/grape編集部]