パイナップルを食べるとピリピリする理由は?腐っている時との見分け方も解説
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- 出典
- 厚生労働省
パイナップルを食べた際、舌がピリピリした経験はありませんか。実は、パイナップルで舌にピリピリとした刺激を感じること自体は、基本的に問題ないといわれています。
ただし、パイナップルに異常があると感じた場合は、状態をよく確認してから食べたほうがいいでしょう。また、対処法を知っておくと、パイナップルのピリピリ感を軽減できる可能性もあります。
本記事では、パイナップルがピリピリする理由や腐っている時との見分け方、またピリピリする時の対処法などについてご紹介します。
パイナップルを食べると舌がピリピリする理由
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パイナップルを口に入れた際、舌がピリピリとする原因は『ブロメライン』がパイナップルに含まれているためだといわれています。ブロメラインは、たんぱく質を分解する効果があるとされている酵素です。
ブロメラインが舌の粘膜に含まれるたんぱく質を分解し、パイナップルの酸味により舌が刺激されるため、ピリピリと感じるようです。
一方で、ブロメラインには消化を促進する働きもあるといわれています。消化不良を起こしにくくなる効果があると考えられており、ブロメライン自体が身体に悪いわけではないでしょう。
パイナップルの果肉が腐っているか見分けるポイント
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先に述べたように、ピリピリとするのはパイナップルの果肉に含まれるブロメラインの働きによるものといわれています。もともとパイナップルに含まれている成分なので、ピリピリしても必ずしも腐っているというわけではないでしょう。
ただし、ピリピリしている以外にもパイナップルの果肉に異常があると腐っている可能性があります。腐っているパイナップルを食べないように、果肉の状態をよく確認しておきましょう。
本章では、パイナップルの果肉が腐っているか見分けるポイントとして、見た目と香り、触った感覚の違いについて解説します。
見た目
腐っていると、果肉の色が本来の黄色から茶色く変色するのだそうです。
また、腐敗が進むとカビが生える可能性もあるでしょう。カビが生えていると、外側だけでなく中にまでカビの菌が侵食している場合があります。
ほかに腐っている時の特徴として、ネバネバとして糸を引いていることもチェックポイントです。見た目でこれらに該当する時は、食べずに処分しましょう。
香り
パイナップルが腐ると、通常とは異なるにおいを感じるとされています。異臭の感じ方はパイナップルの腐敗の進行具合や個体差で変わる可能性がありますが、本来のにおいとは大きく異なるとされているので、チェックしておきましょう。
パイナップルが腐った時に感じやすいとされているにおいの例は以下の通りです。
すべてのにおいが同時に感じられるとは限りません。また、においを感じられない時は、念のため家族や近くの人にも確認してもらうといいでしょう。
触った感覚
パイナップルは適度な硬さのあるフルーツですが、腐るとぶよぶよした触り心地になるとされています。触ることに抵抗がある場合は、先にご紹介したほかの要素で判断してもいいでしょう。
見た目や香り、触った感覚のどれかに当てはまる場合は、腐っている可能性があるので、食べることは避けたほうがいいかもしれません。
パイナップルで舌がピリピリするのはアレルギーの可能性がある?
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食べるたびに舌が痛い場合、最初に解説したブロメラインの影響のほかに、口腔アレルギー症候群の可能性もあるといわれています。
厚生労働省の『保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)』によると、口腔アレルギー症候群は以下の症状がみられるようです。
口の中がヒリヒリすることも症状の1つとされているので、パイナップルも口腔アレルギー症候群の原因となる可能性のあるフルーツと考えられているようです。
パイナップルを食べた時にアレルギー反応としてピリピリを感じるケースもあるでしょう。アレルギーが疑われる場合は、一度病院で検査してもらうことも選択肢の1つです。
ピリピリするパイナップルの対処法
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パイナップルを食べて舌に刺激を感じる時は、加熱したりできるだけ完熟したパイナップルを選んだりすることで、ピリピリを抑えられると考えられています。それぞれの理由や方法を解説しましょう。
加熱して食べる
加熱して食べると、パイナップルのピリピリとした刺激を抑えられる効果が期待できるとされています。加熱することで、ブロメラインによる刺激性を抑えられると考えられているためです。
加熱方法としては、そのまま電子レンジで温めたり酢豚などの料理に混ぜたりといった手段があります。ピリピリを避けたい場合は、缶詰のパイナップルを選ぶのもいいでしょう。
缶詰は加熱処理されてから販売されるため、自分で加熱しなくてもブロメラインによる影響を抑えられる可能性があるとのことです。
購入時に完熟したパイナップルを選ぶ
完熟したパイナップルは、未熟なパイナップルよりもブロメラインの量が少なくなり、ピリピリを感じにくくなるとされています。
パイナップルは収穫後に熟す『追熟(ついじゅく)』をしないため、ある程度熟した状態でスーパーに売られていますが、完熟したパイナップルの特徴として、以下のようなポイントが挙げられるようです。
パイナップルの食べ頃については以下の記事も参考にしてください。
パイナップルの食べ頃はいつ?色、香り、見た目などで確認しよう
パイナップルのピリピリが気になる時は対処法を試してみよう
パイナップルを食べた時にピリピリするのは、ブロメラインが舌の粘膜のたんぱく質を分解するためと考えられています。ピリピリした感覚が気になる場合は、完熟したパイナップルを選んだり加熱したりすることで、舌への刺激を抑えられるかもしれません。
ただし、腐っていたりアレルギー症状があったりしてもピリピリする可能性があるでしょう。腐ったパイナップルは見た目やにおいからでも判断できる場合があるので、よくチェックすることが大切です。
また、アレルギーが疑われる時は、病院で検査してもらうといいかもしれません。ご紹介した対処法も参考に、パイナップルを食べてみるのもいいでしょう。
[文・構成/grape編集部]