ラップの代用として使えるアイテム10選!用途別の使い方や注意点も解説
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食品の保存や電子レンジ調理に欠かせないラップですが、「あると思ったら切らしていた」という経験がある人もいるでしょう。
このような時に役立つのが、ラップの代用品です。家庭にある身近なアイテムで簡単に代用でき、エコや節約の観点からも注目されているようです。
本記事では、ラップの代わりになるアイテムを10個ご紹介します。さらに、電子レンジ、冷凍保存、おにぎりなど用途別に適した代用品とその使い方をまとめました。
ラップが手元になく困っている人は、ぜひ参考にしてください。
ラップの代用品として使えるアイテム10選
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ラップをうっかり切らしてしまった時や、エコや節約の観点からラップの使用を控えたい時には、ラップの代用品になるものを知っておくと役立つでしょう。
ここでは、ラップの代用に使えるアイテム10選をご紹介します。
1.アルミホイル
アルミホイルを常備している家庭は多いでしょう。そのため、うっかりラップを切らしてしまった時は、ラップの代わりに食品を包むアイテムとして活躍します。
アルミホイルは冷気が伝わりやすいため、魚や肉を冷凍保存する際に使うことがおすすめです。
ただし、電子レンジでの使用は避けたほうがよい点や、ラップに比べると密閉性が低い点に注意が必要なのだとか。
さらに、料理に含まれる水分や塩分がアルミホイルと化学反応を起こし、変色する可能性がある点も覚えておきましょう。
2.クッキングシート
ラップの代用品として、『クッキングシート』も挙げられるでしょう。通常、クッキングシートは、オーブンの天板や型に敷いて使うケースが一般的なアイテムです。
表面がツルツルしているため、おにぎりなどを包むのに適しているといいます。電子レンジでも使えるものもあり、冷凍した食品の解凍にも活用できるそうです。
ただし、クッキングシートの耐熱温度は『250℃』程度、耐熱時間は『20分程度』だといわれています。
電子レンジで使う際、これらの温度や時間をオーバーしてしまうと、燃えたり焦げたりしてしまうリスクがある点に注意してください。
また、柔らかい材質のため食材を包みやすいものの、密閉性は高くないことも知っておきましょう。
3.さらし
綿や麻で織られた『さらし』も、ラップの代わりに食品を包んで使用できるようです。
薄手の布のため乾きやすい一方、野菜をくるめば保湿効果が期待できるほか、水で濡らしたさらしでおにぎりを握れば、手が熱くなりにくい点も魅力でしょう。
ほとんどのさらしが用途に合わせてカットできるため、使い勝手がよいこともメリットの1つです。
さらしをラップの代用品としてして使う場合は、毎回熱湯で煮沸消毒し、食中毒を防ぎましょう。
4.皿
ラップの代わりに、家にある皿も活用できるといいます。食品を入れた皿に、サイズの合うほかの皿を被せれば、乾燥を防ぐ効果が期待できるでしょう。
冷蔵庫での保存のほか、耐熱皿であれば電子レンジでの加熱にも対応可能です。
しかし、たとえ耐熱皿であっても、急激な温度変化によって割れたり欠けたりすることがあります。電子レンジで使用した後すぐに水洗いするなど、短時間のうちに急激に冷やすことは避けてください。
5.シリコンラップ
『シリコンラップ』とは、本体を伸ばして、保存容器や皿にぴったり被せて使うシリコン製の食品用ラップを指します。
商品によっては食洗機や電子レンジにも対応しており、幅広い用途に使用可能なようです。繰り返し使えるため、節約やエコに配慮する暮らしに適しているといえるでしょう。
ただし、木製やザラザラした皿についてはピッタリとくっつきにくく、密閉性が落ちてしまうことがあります。
6.みつろうラップ
『みつろうラップ』は、働き蜂が巣をつくるために分泌したロウや植物性オイルなどでコーティングした布です。手で温めると柔らかくなり、器や食材の形に沿って包み込んでくれるといわれています。
水洗いして何度も使用できるため、通常のラップの代わりとして使用しやすい点がメリットです。
ただしみつろうの特性上、約60℃の熱で溶けてしまうといわれているため、電子レンジでは使用できない可能性が高い点に注意しましょう。
7.シリコンの蓋
『シリコン製の蓋』は食品を入れた容器を密閉でき、ラップの代用になり得るアイテムです。
さまざまなサイズがあるため、手持ちの容器にフィットするものを選べます。耐熱性のタイプであれば、ラップの代わりに容器に被せて電子レンジでの加熱もできるでしょう。
電子レンジで加熱する際は、安全のため必ずふたをずらして使用してください。
8.シリコンバッグ
『シリコンバッグ』は、繰り返し使用できるシリコン製の食品保存用の袋です。耐久性が高いため何度も繰り返し使え、節約やエコにつながるでしょう。
基本的に、耐熱性だけでなく耐冷性にも優れており、冷凍保存した食品を湯煎や電子レンジで加熱できるタイプもあるといわれています。
シリコンバッグを衛生的に保つためには、毎回しっかりと汚れを落とすことが大切です。食洗機対応のタイプもあります。
手洗いする場合は洗剤を使って洗い、カビが生えないように裏返すか口をしっかりと開けて乾かしましょう。
9.保存容器
ご飯の冷蔵保存にラップを使っている場合は、『保存容器』で代用できます。
冷凍や電子レンジ対応のものであれば、冷凍したり温めたりする際に、わざわざほかの容器に移し替える必要がありません。
密閉したまま電子レンジで温めてしまうと、蓋が勢いよく飛び、破損してしまうことがあるため、気をつけましょう。
用途別のラップ代用品一覧
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ここからは、用途別にラップ代用品の一覧とその使い方をご紹介します。
使用目的が決まっている人は、ぜひ参考にしてください。
電子レンジ使用ができる可能性のある代用品
電子レンジ使用ができる可能性のあるラップの代用品は、以下の通りです。
製品によっては、電子レンジに対応していない場合もあります。電子レンジ対応かどうか、事前に確認してから使用しましょう。
一方で、アルミホイルやみつろうラップは、前述した通り電子レンジでの使用は避けてください。
特に金属であるアルミホイルを電子レンジで使用すると、金属の電子が活性化し、アルミホイルのシワや尖った箇所から火花が出る可能性があるため危険です。
冷凍保存に対応できる可能性のある代用品
冷凍保存に対応できる可能性のあるラップの代用品としては、以下のアイテムが挙げられます。
クッキングシートは密閉性が高くないため、食品を包んでそのまま冷凍庫に保存するのではなく、さらにジッパーつきの袋に入れて保存するとよいでしょう。
また、電子レンジ対応と同様に、すべての代用品が冷凍保存に対応しているわけではないことに注意してください。
おにぎりを握る、包む際に便利なラップの代用品
おにぎりを握ったり包んだりするのに適した、ラップの代用品には、以下のようなアイテムがあります。
【おにぎりを握る際に便利なアイテム】
【おにぎりを包んで持ち歩くに便利なアイテム】
みつろうラップは熱による変形や融解のおそれがあるため、おにぎりを包む際は粗熱を取り、冷ました状態で使用すると安心です。
ラップの代用品としておにぎりを包めるアイテムに関しては、以下の記事を参考にしてください。
「おにぎりはラップで包まない」 アレで代用してみたら「めっちゃ便利やん」
おにぎりをラップで作る時に、くっついたり手が熱かったりと不快感を覚えた経験がある人も多いのではないでしょうか。ラップ以外のアイテムを使って、おにぎり作りを楽にするアイディアを紹介します。
ラップの代用品を賢く使って毎日のキッチン作業を快適にしよう
ラップがない時も、家庭にあるさまざまなアイテムを代用すれば、食品の保存や加熱ができなくて困る状況が減る可能性があります。
アルミホイルやクッキングシート、皿などは、多くの家庭が備えているアイテムであり、代用品として使いやすいでしょう。
また、シリコンラップやみつろうラップといったエコな代用品を取り入れれば、環境負荷の軽減や節約にもつながります。
用途に合った代用品を上手に使い分けることで、ラップに頼らない賢い暮らしが叶うはずです。ぜひ本記事を食材の調理や保存に、役立ててください。
[文・構成/grape編集部]