缶切りが手元にない時はあれが便利!代用品で簡単に缶詰を開けられる方法とは?
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「缶詰を開けたいのに缶切りが見つからない」
「プルタブ式の缶詰のプルタブだけが取れてしまった」
缶詰を開ける際、缶切りが必要なのに見つからないことがあります。実は、缶切りがなくても、家にあるアイテムで代用ができることを知っていますか。
本記事では、缶切りの代わりになるアイテムや使い方、代用品も見つからない時の対処法などをご紹介します。缶切りを常備していない人や、災害に備えて缶詰を缶切りなしで開ける方法を知っておきたい人の参考になるでしょう。
缶切りがない時に代用できるアイテムと使い方
缶切りが見つからない時の代用アイテムとして、次の5つが挙げられます。
それぞれの代用品で缶詰を開ける方法をご紹介しましょう。
スプーン
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スプーンでの代用は、警視庁のウェブサイトでも紹介されている方法です。警視庁によると、次の手順で開けられるといいます。
1.スプーンの柄とすくう部分の間をしっかり握りこむ。
2.スプーンの先を缶詰の縁の内側に強く押し当ててこする。
3.こすったところに穴が開いたら缶切りと同じようにスプーンを差し込み動かす。
少し力は必要ですが、この方法で開くそうです。
スプーンで開ける方法を実際にやってみた記事も参考にしてみてください。
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ワインオープナー
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ワインをたしなむ家庭の場合、ワインオープナーも缶切りの代わりになる可能性があります。
ただし、難易度はスプーンと比べると高くなるでしょう。また、ワインオープナー単体では開けにくいため、スプーンと併用するなど、ほかの代用品の補助道具として使うことも選択肢の1つです。
ワインオープナーとスプーンを併用する場合の開け方は以下になります。
1.ワインオープナーの先端を缶詰の縁の内側に当てる。
2.ワインオープナーをゆっくりと回し穴を開ける。
3.穴をスタート地点としてスプーンでフタを少しずつ開けていく。
なお、ワインオープナーのみで切り取り線のように穴を作って開ける方法も可能でしょう。しかし、1つの穴を開けるのに時間がかかるため、缶詰1周分となると大きな負担になる可能性があります。
ハサミ
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ハサミは、手でしっかりと握りやすい形のため、使いやすい代用品の1つです。先端が丸いものではなく、尖っているものを使うと開けやすいでしょう。ハサミを使って缶詰を開ける方法は次のようになります。
1.閉じた状態のハサミをしっかり握る。
2.ハサミの先端を缶詰の縁の内側に当ててこする。
3.穴が開いたらハサミの先端を差し込み、縁に沿って切っていく。
なお、ハサミを缶切り代わりに使うと、ハサミの切れ味が落ちる場合もあるそうです。今後使う予定がないものなど、切れ味が落ちてもよいハサミを選びましょう。
また、ハサミを使う際は、誤って怪我をしないように注意が必要です。
マイナスドライバー
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マイナスドライバーは通常握って使用する形状のため、缶切りの代用としても力を入れて作業しやすいメリットがあります。マイナスドライバーを用いた缶詰の開け方は次の通りです。
1.マイナスドライバーを缶詰の縁の内側に当てる。
2.マイナスドライバーで缶詰の縁をこするか、マイナスドライバーの上から石などの硬いものでドライバーの持ち手を叩く。
3.穴が開いたら少し横にずらして再び穴を開ける。
4.3分の2程度進むとフタを手で開けられる。
また、マイナスドライバーで穴を開けた後にハサミでフタを切る方法もあるため、手元にある時は試してみるのもよいでしょう。
10円玉
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ご紹介してきたアイテムが手元にない場合は、10円玉でも代用できる可能性があります。缶の縁と手の距離が近くなるため、怪我には注意しましょう。10円玉を用いた開け方は次の通りです。
1.10円玉を缶詰の縁の内側に当てる。
2.10円玉で缶詰のフタをこする。
3.穴が開いたら縁に沿って10円玉を滑らせるように開けていく。
ほかのアイテムよりも切れ味や大きさは劣るため、時間がかかる可能性がある点に留意しておきましょう。
代用品で缶詰を開ける時のポイント
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代用品で缶詰を開ける際は、怪我をしないように注意が必要です。特に、ハサミといった刃物で代用する場合、手が滑ると思わぬ怪我につながりかねません。また、缶詰の切り口も代用品ではギザギザになりやすく、手を切りやすい状態です。
安全に開けるため、軍手やタオルで手を保護し、安定した場所で行ってください。
また、缶詰を開ける時は、焦らず慎重に行いましょう。慌てると手元が狂って怪我につながるおそれがあります。また、勢いをつけると缶詰の中身が飛び出してしまうかもしれません。
場合によっては周囲の人に怪我を負わせることになりかねないため、代用品で缶を開ける時は周囲に物や人、ペットなどがいない状況を確保してから、落ち着いて少しずつ作業を進めましょう。
防災グッズに入れる缶詰は簡単に開けられるものを選ぼう
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缶詰を防災グッズとして用意するなら、道具なしで開けられるものを選んだほうが実用的です。缶切りなしで開けられる缶詰なら、非常時でも食事をすぐに用意できます。
アレルギーの都合などで缶切りが必要なタイプでなければならないなどの理由がなければ、プルタブタイプの缶詰にしたほうが便利です。缶切りを防災セットに入れなくてよくなるため、荷物の軽減にもつながります。
缶切りの代用品で缶詰を開けてみよう
缶切りがなくても、身近なアイテムで代用は可能です。ものによっては少し時間がかかったり力が必要になったりするため、自分が使いやすいアイテムを見つけるとよいでしょう。
なお、代用品で缶詰を開ける際、缶詰の縁や代用品そのもので怪我をする可能性があります。軍手やタオルを用意し、落ち着いて作業をして怪我を防ぎましょう。
※この記事は、一部警視庁のウェブサイトを参照しています。
[文・構成/grape編集部]