米粉パン作りでサイリウムの代用になるもの!サイリウムなしで作れるかも解説
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米粉パンを作ろうとした時、「レシピに『サイリウム』と書いてあるけど、家にない」と戸惑った経験のある人もいるでしょう。
サイリウムはグルテンを含まない米粉パンに、もちもちとした粘りや弾力を与える大切な材料です。しかし、手に入りにくかったり、「わざわざ買うのはちょっと…」と諦めてしまったりする人も少なくありません。
そんな悩みを持つ人のために、本記事では、米粉パン作りに必要な基本の材料やサイリウムの代用品、サイリウムなしでも作れる方法などを解説します。
サイリウムがなくてもおいしい米粉パンを作れるように、ぜひ参考にしてください。
米粉パンを作るために必要な材料
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米粉パン作りでよく使われる材料は、次の通りです。
これらの材料を組み合わせることで、米粉でも小麦パンのようにふんわりと膨らみ、食感のよい米粉パンを作れるといわれています。
特にサイリウムはグルテンの代わりとなる重要な役割を持つとされているため、米粉パンを成形させたい時には欠かせない存在といえるでしょう。
米粉パンを作る時にサイリウムの代用になるもの
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サイリウムは米粉パン作りに必要ですが、手に入らない場合や使いたくない場合もありますよね。そんな時は、ほかの食材で代用できます。
代わりになる主な食材は、次の通りです。
片栗粉は水分を抱え込む力は弱いようですが、多めに加えることで粘りを補い、もっちりとした食感を作れるといわれています。逆におからパウダーは水分をよく吸収するため、生地がまとまりやすく、しっとり感を出せるようです。
寒天は加熱後に固まる性質があるとされ、なかでも粉寒天を使うとパンに弾力をプラスできるといわれています。チアシードやバジルシードは水に浸すとゼリー状になり、グルテンに近い粘りを与えられるようです。
もちもち感を重視したい場合は、片栗粉や寒天で作るのがよいでしょう。このように代用素材の性質を理解して組み合わせれば、サイリウムなしでもおいしい米粉パンを作れる可能性があります。
サイリウムの代用品についてさらに詳しく知りたい人は、次の記事もご覧ください。
サイリウムの代用として使える7つの食品! おすすめレシピ3選も紹介
サイリウムが手元になく代用食品を探しているのではないでしょうか。本記事ではサイリウムの代用になる食品を紹介します。サイリウムにはどんな特徴があるのか、代用食品を使ったおすすめのレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
米粉パンを作るのにサイリウムはなぜ必要?ないとどうなる?
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米粉パンを作るのにサイリウムがなかったらどうなるのか、気になる人もいるでしょう。
サイリウムを入れなくても米粉パン自体は作れますが、丸めて形を作るような成形パンは作れません。
米粉には小麦粉のようなグルテンが含まれていないとされており、水と混ぜても粘りが出ず、液状のままになることが理由です。
グルテンには、発酵の際に出たガスをパン生地に閉じ込める役割があります。これによりパンが膨らみ、ふんわりとした食感が生まれるようですが、米粉にはグルテンが含まれていないとされるため、これらの再現ができません。
そのためサイリウムを加えないと、丸めて形を作る米粉パンは作れず、基本的に流し込み型の食パンやケーキ型を使ったパンに限定されます。
サイリウムを加えることで水分を吸収し、生地が弾力を持ってまとまるため、丸型のパンの成形が可能になるようです。
サイリウムや代用品なしでも米粉パンは作れる?
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サイリウムを使わなくても、型に流し込んで焼くスタイルなら米粉パンは作れます。
パウンド型や食パン型を利用するのが基本のようです。これなら、生地がまとまりにくくても型に沿って膨らませられ、ふっくらとした食感に近づけられるでしょう。
サイリウムなしで作る場合の材料とレシピは、次の通りです。
【材料】
【レシピ】
1.ボウルに米粉、きび砂糖、塩、ドライイーストを入れ、よく混ぜ合わせる。
2.ぬるま湯を加え、ダマがなくなるまでゴムベラで混ぜる。
3.米油を加え、さらに全体がなめらかになるまで混ぜる。
4.生地を型に流し入れる。
5.型にラップをかけ、オーブンやフライパンを使って発酵させる。
6.生地が膨らんだら、オーブンやフライパンで焼き上げる。
なお、必ずこの材料でなければ作れないわけではありません。
きび砂糖はハチミツ、油はサラダ油やオリーブオイルでも代用できるといわれています。工夫次第で家庭にある材料でも米粉パンは作れますよ。
米粉パンの代用品には『片栗粉』や『おからパウダー』などがある
サイリウムは、米粉パンに粘りや弾力を与える大切な存在。サイリウムがあれば、生地がまとまりやすくなり、成形パンも作れるようになります。
ですが、サイリウムが手に入らない場合でも、本記事でご紹介した『片栗粉』『おからパウダー』『寒天』『チアシード』『バジルシード』で代用すれば、工夫次第でもちもちした食感のおいしい米粉パンを作れるのです。
また、サイリウムも代用品も使わずに作りたい場合は、型に流し込んで焼く方法を選べば失敗を防げますよ。
材料や代用品を上手に選んで、あなただけのおいしい米粉パン作りを楽しんでくださいね。
[文・構成/grape編集部]