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「動物の投稿だけが見たい…」 『専用SNSアプリ』を使ってみると?

By - 久布白マリ  公開:  更新:

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実際に『AnimaPick』で投稿してみると…

タイムラインを眺めているだけでは飽き足らず、「うちの子も見てほしい!」と思った筆者。

早速自宅のペットを登録し、写真を公開します。すると、投稿の下に広告が表示されました。

スクリーンショット

『AnimaPick』スクリーンショットより

この広告は、動物保護活動を応援したい企業や個人が、アプリの『パートナー』として出稿したもの。広告掲載費用が『ポイント』として投稿者に還元されるのだそうです。

還元されたポイントについては、『動物保護活動者』は活動資金などの直接的な経済支援、『一般利用者』は保護活動への寄付や『パートナー』の商品と交換することができます。

つまり、この仕組みのおかげで「動物は飼えないけれど、保護活動を応援したい…」という人も、投稿を見るだけで支援に参加することができるというわけですね!

ちなみに、金銭を直接寄付する機能はないのだとか。あくまで『見る・投稿することが支援になる世界観』を重視しているそうですよ。

『AnimaPick』スクリーンショットより

『AnimaPick』スクリーンショットより

無断転載などの『不適切な投稿』があったらどうする?

一般的なSNSで問題になっているのが、『いいね』を集めるために行われる、無断転載などの不適切な投稿。

「ポイント欲しさに不正をする人も出てくるのでは…」と気になった筆者は、アプリ内での対策について圓尾さんに聞いてみました。

投稿やコメントに対して不適切と感じた場合は、誰でも運営に通報できる仕組みを設けています。

通報が入った際には、該当の投稿やコメントを即時に非表示にし、必要に応じてアカウント停止などの措置を行っています。

また、『動物保護活動者』の参加には審査を設けており、団体名や氏名、連絡先をはじめ、活動を証明できるウェブサイトや写真などの情報提出を必須としています。

『AnimaPick』スクリーンショット

『AnimaPick』スクリーンショットより

通報機能や審査のおかげで不正が防止されることはもちろん、『動物を守る』という意識で利用しているユーザーが多いため、全体的に温かく安心できるコミュニティが維持されているそうですよ!

『AnimaPick』は今後どうなっていく?

動物保護活動のハードルをぐっと下げてくれる、『AnimaPick』。動物好きな人が知れば、放っておかないアプリでしょう。

どのように展開していく予定なのでしょうか。今後の展望について、圓尾さんはこのように語ってくれました。

Instagramに加え、YouTubeやTikTokのアカウント開設を準備中です。

『パートナー』向けに、新機能やオープンチャットも開設。「動物保護活動を応援したい」という想いを、事業のPRを通じて形にできる『パートナー』を募集中です。

また、より多くの支援が集まるよう、今後も『ポイントと交換できるチャリティグッズ』の出品機能など、さまざまな施策を検討していきます。

『どんな人でも動物保護活動に参加できる世界』を目指し、社会に根づく新しい支援の形を作っていきたいと考えています。

「保護活動に興味はあるけれど、何をすればいいのか分からない…」と思う人は、たくさんいるはず。

まずは『アプリで投稿を見る』というところから、始めてみてもいいかもしれませんね!


[文・構成・取材/grape編集部]

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AnimaPick

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