焼き芋はどのくらい日持ちする?適切な保存方法やおいしく食べる方法をご紹介
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自然な甘みとホクホク感が魅力の焼き芋は、すぐに食べきれず余ってしまうこともあるかもしれません。
その際、焼き芋がどのくらい日持ちするのか気になる人もいるでしょう。
本記事では、焼き芋の日持ちや適切な保存方法について解説します。さらに、保存した焼き芋のおいしい食べ方や、焼き芋の日持ちに関する疑問をまとめました。
焼き芋の日持ちが気になる人や、冷めた焼き芋を温めておいしく食べる方法について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
焼き芋はどのくらい日持ちする?
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まずは、焼き芋の日持ちについて、保存方法ごとに見ていきましょう。
常温での日持ちは数時間~1日程度
常温での保存期間の目安は、冬場や涼しい季節で数時間~1日程度のようです。
特に、夏場は高温多湿の環境で傷みやすくなるため、焼き芋を常温保存することはおすすめできません。
常温保存した焼き芋は、時間が経つにつれて味や食感が変化して菌の繁殖リスクも高くなるため、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
冷蔵庫での日持ちは約2~4日
冷蔵庫で保存する際の日持ちは、約2~4日が目安です。
常温保存よりは日持ちするものの、時間が経過すると乾燥が進み、味が悪くなるおそれがあります。
食べかけの焼き芋やカットした焼き芋は特に傷みやすいため、常温保存は避けて冷蔵庫か冷凍庫に保存してください。
冷凍庫での日持ちは約2週間~1か月
冷凍保存する際の日持ちは、約2週間~1か月が目安のようです。
冷凍保存は、常温保存や冷蔵保存と比べてカビや腐敗のリスクが低く、鮮度を保ちやすくなります。
焼き芋を長期間保存したい場合や、まとめて作った焼き芋を少しずつ食べたい場合は、冷凍保存がおすすめです。
ただし、食べかけの焼き芋や口をつけた焼き芋は、早めに食べきるようにしてください。
焼き芋の適切な保存方法
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焼き芋をできるだけ日持ちさせるためには、適切に保存することが大切です。
ここでは、家庭で適切に焼き芋を保存する方法についてまとめました。
常温ではなるべく保存しない
焼き芋は常温保存ではなく、なるべく冷蔵庫か冷凍庫で保管することをおすすめします。
やむを得ず常温保管する場合は、新聞紙やラップに包んで、直射日光が当たらない涼しい場所に置きましょう。
数日間保存したい場合は冷蔵庫で保存
焼き芋を冷蔵庫に保存する際、皮に水分がついている場合はキッチンペーパーで水分をよく拭き取り、1本ずつラップでぴったりと包みます。
焼き芋に水分が残っていると、冷蔵庫内の冷気により水分が蒸発しやすく、表面から乾燥してしまうのだとか。
常温保存よりも数日長く保存できますが、長期保存したい場合には冷凍保存がおすすめです。
数週間保存したい場合は冷凍庫で保存
焼き芋を冷凍庫に保存する場合は、冷蔵保存と同様に粗熱が取れたら水分を拭き取ってラップに包み、さらに保存袋に入れて密閉します。
冷凍用保存袋の中に空気が入ると酸化したり、霜がつきやすくなったりするため、袋の上から軽く押して空気を抜き、できるだけ平らにして密封しましょう。
食品が酸化すると色や風味が悪くなったり、霜がつくと乾燥して食感がパサパサになったりとおいしさが損なわれてしまうようです。
冷凍する場合は保存方法を工夫することで、焼き芋として食べる以外にも活用できます。
実際に、冷凍する際におすすめの保存方法を3つまとめました。
焼き芋として食べたい場合は丸ごと
冷凍保存した焼き芋をそのまま焼き芋として食べたい場合は、丸ごと冷凍しましょう。
粗熱が取れたら水分を拭き取り、ラップでしっかり包んでから保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。
スイーツ感覚で食べたい場合は半分にカット
スイーツ感覚で食べたい時は、焼き芋を縦半分に切って冷凍保存するのがおすすめです。
焼き芋は凍らせると、アイスのような食べ方を楽しめます。
半分にカットした焼き芋をラップに包んで保存袋に入れ、冷凍庫で保存しましょう。
ほかの料理に活用したい場合はマッシュに
ほかの料理にも活用したい時は、皮をむいてマッシュにした状態で冷凍保存がおすすめです。
マッシュして保存した焼き芋はサラダやコロッケ、スープのほか、プリンやスイートポテトなどのスイーツ作りに活用できます。
焼き芋の両端を少し切り落として皮をむき、保存袋に入れて袋の上から手でもんでつぶし、袋を閉じて平らな状態にして冷凍庫に入れましょう。
保存袋に小分けにして保存すると、調理する時に便利です。
保存した焼き芋のおいしい温め方
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保存した焼き芋は温めて食べるほか、冷凍した場合は半解凍で食べるなどアレンジもできます。
ここでは、保存した焼き芋のおいしい温め方について、保存方法別にまとめました。
常温で保存した焼き芋は電子レンジで手軽に
常温保存している焼き芋は、600Wで1分半~2分ほど電子レンジで温めましょう。
もし加熱時間が足らず、冷たい場合は30秒ずつ追加して温めてください。
冷蔵庫に保存した焼き芋は電子レンジやトースターで
冷蔵保存していた焼き芋は、電子レンジやトースターなどでおいしく温められるようです。電子レンジの場合は、ラップをせずに600Wで2〜3分ほど加熱します。
トースターを使う場合は、水で濡らしたキッチンペーパーで焼き芋を包んでからアルミホイルに包み、約10〜15分、低温でじっくり温めましょう。
熱伝導率が高いアルミホイルで焼き芋を包むと、トースターやオーブンでじっくり温められて甘味を引き出しやすいといわれています。
加熱時間は、焼き芋の大きさによって調整しましょう。
冷凍庫に保存した焼き芋はオーブンで加熱か半解凍で
冷凍保存していた焼き芋は、凍ったまま焼き芋のラップを外してアルミホイルで包み、180℃に予熱したオーブンで約15分加熱するとおいしく温められます。
また、冷凍庫から出して常温に約5分置き、半解凍にしてアイスクリームのようにそのままスプーンで食べる方法もおすすめです。
焼き芋の日持ちに関するよくある疑問
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最後に、焼き芋の日持ちに関するよくある疑問を見てみましょう。
焼き芋を日持ちさせるコツは?
焼き芋を日持ちさせるコツは、保存する前に粗熱を取り、焼き芋の水分を十分に拭き取ってから清潔な手でラップや保存袋を使用して密閉することです。
温かい状態の焼き芋を冷えた庫内へ入れるとほかの食品が傷んでしまう可能性があるため、人肌程度に冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
また、水分が残っていると腐ったり、カビが生えたりして焼き芋の品質が落ちてしまう恐れがあるため注意が必要です。
焼き芋が腐っているサインは?
焼き芋が腐っていると、見た目や臭い、味などに変化があります。
焼き芋が腐っているサインを表にまとめました。
・白や青、緑色のカビが生える。
・黒ずみや茶色のシミなどの変色がある。
・酸っぱい匂いや腐敗臭がする。
・酸味や水っぽい食感に変化している。
保存した焼き芋は目や鼻で状態を確認して、傷んでいるサインが見られる場合は食べないようにしましょう。
余った焼き芋は、冷蔵保存や冷凍保存しておいしく食べよう
焼き芋の日持ちは冷蔵庫で約2~4日、冷凍庫で約2週間~1か月が目安といわれています。
焼き芋を日持ちさせるコツは、粗熱を取って水分を十分に拭き取ってから、清潔な手でラップや保存袋で密閉することです。このひと手間で、おいしさをぐっと長持ちさせることができますよ。
当日中に食べきれない場合は、本記事でご紹介した通り冷蔵庫や冷凍庫で焼き芋を保存し、おいしい状態をできる限りキープしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]