牛乳1本余りそう… 冷凍したらどうなるか、日本乳業協会に聞いた
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牛乳は開封後も10℃以下で冷蔵保存し、できるだけ早く飲み切ることを推奨されています。
とはいえ、「1本購入したものの、飲み切れなくて困った…」ということもあるでしょう。
その場合、牛乳は冷凍保存してもいいのでしょうか。一般社団法人日本乳業協会(以下、日本乳業協会)協力のもと紹介します。
牛乳を冷凍保存すると?
牛乳の冷凍保存について、日本乳業協会はこのように述べています。
牛乳の冷凍はおすすめしません。冷蔵保存してください。
では、なぜ冷凍保存はしないほうがいいのでしょうか。冷凍を避けたほうがよい理由について、日本乳業協会はこのように解説しています。
冷凍した牛乳は解凍して飲めないことはありません。しかし、牛乳を解凍すると、たんぱく質は分離して底のほうに沈殿し、脂肪分は分離して浮上しやすくなります。
それにより、飲み口がざらついた感じになってしまうのです。
では、凍って分離した成分は、例えば温めることで元の状態に戻せるのでしょうか。日本乳業協会によると…。
牛乳を解凍後に温めたとしても、一度分離した成分は元通りにはなりにくいです。
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牛乳は凍らせると元の状態には戻りにくいため、冷凍保存はおすすめしないとのこと。
冷蔵保存をしたうえで開封後は早めに飲み切るか、料理に使うなどの工夫をして、ムダなく使い切れるといいですね。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]