こんにゃくの封入水は捨ててもいい? メーカーが教える保存のコツに「知らなかった」
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- 出典
- カンエツ
使い切れなかったこんにゃくの保管方法で悩む人は少なくありません。おいしさを保つためには、どういった点に注意して保管するべきなのでしょうか。
こんにゃくやしらたき、ところてんなどを製造販売する株式会社関越物産(以下、カンエツ)のウェブサイトから、開封後のこんにゃくのおすすめ保存方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
乾燥しないよう注意して
開封前、パックに入った状態のこんにゃくは、水に浸けられています。開封後に使い切れなかったこんにゃくを保管する場合も、できるだけ同じような環境を用意するのがおすすめです。
こんにゃくはもともと、水分をたっぷり含んだ食材。保管中に水分が失われて乾燥すれば食感が悪くなってしまうため、乾燥対策は必須と覚えておきましょう。
なお、こんにゃくの袋に入っている封入水の正体は、製造段階でも使われるアルカリ水です。
アルカリ水には殺菌作用があるため、開封後のこんにゃくも安心して保管できるほか、こんにゃくのアルカリ成分が抜けにくくなり、おいしさをキープしやすくなります。
こんにゃくを一度に使い切れるかどうか分からない時や、最初から残りを保存するつもりの時は、密閉できる保存容器の中でパックを開封するのがおすすめです。
封入水を無駄なく利用でき、手間なく保存できるでしょう。
保管したこんにゃくはできるだけ早く使い切ろう
※写真はイメージ
開封前のこんにゃくは長期保存が可能ですが、いったん開封すると、記載された賞味期限は無効になります。封入水と密閉保存容器を使う場合でも、できるだけ早く食べ切るのがおすすめです。
2~3日中には食べきるようにしましょう。
なお、こんにゃくの表面がベトベトしたり、臭いが気になったりする場合は傷んでいる可能性があります。食べないほうがよいでしょう。
冷蔵庫内で保管する時間が長くなると、冷気で凍ってしまう可能性もあるため、こちらも要注意です。
凍ったこんにゃくは、まるでスポンジのようなスカスカした硬い食感へと変化してしまいます。
食感の変化を活かしたこんにゃく料理もありますが、通常のものとは別物になってしまうため、冷蔵庫内の冷気が直接当たるやチルドで保管するのは避けましょう。
家庭でのフードロス対策としても、購入した食品を最後までおいしく食べ切ることは大切です。こんにゃくの保存方法にも、ぜひ気を配ってみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]