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冷凍カニの賞味期限はどれくらい?期限切れ時の対応や適切な保存方法を解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「気づいたら冷凍カニの賞味期限が切れていた」

「正しい冷凍保存の方法が分からない」

このように、冷凍カニの賞味期限について悩んでいませんか。

冷凍状態で腐りにくいとはいえ、賞味期限切れの冷凍カニを食べるとどうなるのか、気になる人もいるでしょう。

本記事では、冷凍カニの賞味期限や賞味期限が切れた時の対応、保存する時のポイントについて解説します。

冷凍カニを旬の時期にまとめ買いして冷凍保存したい人に役立つ内容となっているため、ぜひ参考にしてください。

冷凍カニの賞味期限はどれくらい?

冷凍カニの賞味期限はどれくらい?

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冷凍カニの賞味期限は『2〜4週間』が目安とされています。しかし、商品によって表示されている期限が異なる場合があるのだとか。

家庭用の冷凍庫では開け閉めが多く、一定の温度を保てない可能性があるため、できるだけ早く食べることがおすすめです。

冷凍カニには、生の状態で冷凍したものと、ボイルしてから冷凍したものがあります。どちらも同様に2〜4週間を目安に食べ切るとよいでしょう。

なお、先ほど紹介した賞味期限はあくまで目安の期限です。冷凍カニを購入した時は、商品に書かれた保存方法や賞味期限を守り、できるだけ早く食べ切りましょう。

賞味期限切れの冷凍カニは食中毒の危険性がある?

賞味期限切れの冷凍カニは食中毒の危険性がある?

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賞味期限切れの冷凍カニは、衛生上安全とは言えないため、食べないほうがよいでしょう。

賞味期限は『おいしく食べられる期限』であり、『食べられなくなる期限』を定めているものではありません。この期限は袋や容器を開けない状態で、表記された保存方法を守っている場合に適用されます。

見た目に問題がなくても、衛生的に安全が保証されているわけではないため、賞味期限切れの冷凍カニを食べることは避けましょう。

また、政府広報オンラインの『食中毒予防の原則と6つのポイント』によると、食中毒の原因となる細菌の多くは、マイナス15℃以下で増殖が停止するとされています。

冷凍保存によって細菌の増殖を防ぐことはできても、完全に死滅させることは難しいでしょう。

賞味期限の定義や食中毒のリスクを踏まえると、賞味期限切れの冷凍カニは食べないほうが安心です。

冷凍カニの賞味期限を保つための保存ポイント

冷凍カニの賞味期限を保つための保存ポイント

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冷凍カニの保存方法のポイントは、以下の通りです。

  • 冷凍カニは、購入後すぐに冷凍庫に入れる。
  • 冷凍庫に入れる時は、できるだけ空気に触れないようにする。
  • 一度解凍したカニの再冷凍は避ける。

冷凍カニの鮮度を維持するため、購入後はできるだけ早く冷凍庫に入れる必要があります。

真空パックに入っている商品の場合は、未開封のまま冷凍庫に入れましょう。

そうでないものは新聞紙やラップで包み、密封できるフリーザーバッグやビニール袋に入れて、できるだけ空気に触れない状態で保存します。

また、一度解凍したカニを再冷凍すると、本来のおいしさを維持できない可能性があるようです。再冷凍はおすすめできないため、冷凍する時に食べ切れる量に分けておくとよいでしょう。

先述のとおり、賞味期限とは適切な方法で保存した場合の期限となります。保存方法が不適切な場合、賞味期限内であってもおいしく食べられない可能性があるため注意しましょう。

冷凍カニの失敗しない解凍方法

冷凍カニの失敗しない解凍方法

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冷凍カニは、冷蔵庫に移して12〜24時間かけてゆっくりと解凍を行う点がポイントです。冷蔵庫よりも高い温度で解凍すると、水分と一緒にカニの旨味まで抜けてしまうおそれがあるとされています。

また、電子レンジを使用する方法やカニの身に直接水を当てる方法では、身がパサパサになったり味が薄くなったりするなど、カニ本来のおいしさを楽しめない可能性があるため避けましょう。

なお、解凍後の日持ちは1〜2日程度とされており、解凍後はできるだけ早く食べることがおすすめです。

『冷凍カニの解凍方法』については、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

冷凍カニの賞味期限に関するよくある疑問と回答

冷凍カニの賞味期限に関する、よくある疑問と回答をまとめました。

多くの人が疑問に思う内容に目を通しておくと、失敗のリスクを減らせるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

一度解凍したカニを再冷凍しても食べられる?

一度解凍したカニを再冷凍しても食べられる?

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一度解凍したカニを再冷凍すると、おいしさを失う可能性があるためおすすめできません

冷凍カニは、解凍した時に水分と一緒に旨味が抜けてしまうリスクがあります。

その状態から再冷凍すると、一定の水分が抜けた状態で冷凍することになり、再度解凍する時に一度目の解凍時よりも、さらに水分が抜けた状態になるおそれがあるようです。

再冷凍するとおいしさが半減するおそれがあるため、必要な分を解凍して食べるようにしましょう。

『グレーズ処理済み』と書かれた商品は何が違うの?

『グレーズ処理済み』と書かれた商品は何が違うの?

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『グレーズ処理済み』とは、カニの表面を氷の薄い膜で覆う冷凍技術を指すようです。

カニが直接空気に触れることを防ぎ、乾燥による冷凍焼けや酸化を防止する役割があるとされています。みずみずしさが保たれ、本来の風味や食感をより長く楽しめるでしょう。

ただし、カニの身の正味量を確認しておかないと、解凍した時にグレーズ処理による水分が溶けてしまい、思いのほかカニの身の量が減ったように感じる可能性があります。

購入時に、グレーズ処理の有無や正味量を確認するとよいでしょう。

冷凍カニの賞味期限は2〜4週間!パッケージ記載の賞味期限を守ろう

冷凍カニの賞味期限は2〜4週間が目安とされています。各商品のパッケージに記載されている期限を守り、できるだけ早く食べるとよいでしょう。

また、賞味期限切れの冷凍カニは必ずしも安全とは言えないため、食べることは避けてください。冷凍カニを購入したら食べ切れる量に小分けして、すぐに冷凍庫で保存し、賞味期限内に食べましょう。

※この記事は、一部『政府広報オンライン』を参照しています。


[文・構成/grape編集部]

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