障がい者用駐車場に車を止め、貼り紙をされた女性 真実は?
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- 出典
- Lexi Baskin
駐車場にある、障がい者専用スペース。健康上の理由でその場所を必要としている人のためのスペースだということは、多くの人が理解しています。
しかし、はたから見て健康そうな人が、障がい者専用スペースに車を停めているのを見たことがある…という人もいるのではないでしょうか。
アメリカに住む大学生レキシーさんはある日、ドラッグストアの障がい者専用スペースに駐車しました。そして用事を済ませて車に戻ると、車のガラスにたくさんの貼り紙がされていることに気付きます。
恥を知れ!
この駐車スペースを必要としている、体の不自由な人たちがいる。我々はあなたと友人が車から出てくるのを見た。あなたたち2人ともどこも体が不自由ではなかった。
あなたの障がい者マークは誰かから借りたか、偽物に違いない。
我々はあなたが罰金を科せられるか、車がレッカー移動されるように働きかける。
あなたは自分本位で、ひどい人間だ。
見た目には分からない事情がある
レキシーさんの車に貼られていた紙には、見知らぬ人からの心無い言葉が書かれていました。
一見元気そうに見えるレキシーさんですが、実は脳腫瘍を患っており、現在も放射線治療をしているのです。その影響で、めまいやけん怠感などを抱えているといいます。
彼女はれっきとした障がい者用スペースを必要としている人なのです。
この出来事に心を痛めたレキシーさんは、Facebookに写真を投稿。メッセージを送りました。
この貼り紙をした人たちはきっと、正しいことをしたつもりなのでしょう。しかし外傷などと違い、何らかの病気や体調の悪さを抱えている場合は見た目では分からないことも多いはずです。
障がい者専用スペースに駐車している人が元気そうに見えても、実際はそうではないかもしれない…少しだけ想像力を働かせて、ちょっとした思いやりを持てるように意識していきたいものです。
[文・構成/grape編集部]