「タトゥーOKです」 銭湯の貼り紙に反響 つづられた店主の想いとは?
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半額シールが貼られた植物が実は… 業界初の試みに「知らなかった」諸事情で自分の手で管理できなくなった、観葉植物などを買い取って再生し、再販売するという事業で話題を集めているのが、観葉植物リサイクル店の『らくうぇる』。店主の佐藤正則さんに観葉植物のリサイクルを始めたきっかけや、植物のお世話のやり方についてうかがいました。
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- 出典
- @riyo_kcsn
riyo(@riyo_kcsn)さんは、東京都台東区にある銭湯『天然温泉 湯どんぶりの栄湯』を訪れた際に見かけた貼り紙の写真をTwitterに投稿。その内容に反響が上がりました。
日本では、多くのプールや公共浴場において、身体に刺青やタトゥーをした客の入場を制限しています。
しかし、ここの銭湯では…。
当店は、刺青・タトゥーのある方の入店OKです。
創業当時より、70年以上に渡り、刺青・タトゥーのあるお客様によるトラブルなく営業して参りました。
しかし、時代の流れで、入店を断る入浴施設は増えています。
刺青やタトゥーがあるだけで、迷惑な風紀を乱すお客様ということにはならないと当店は考えます。
ですが、どうしても目立ってしまいますため、ほかのお客様が怖く感じてしまう恐れのある行為はお控えください。
どうぞご協力お願い致します…!
なんと、こちらの店では「刺青やタトゥーがあっても客として迎え入れる」とあえて宣言。
その理由として、店の歴史の中でトラブルがなかったことから、『刺青やタトゥーをしている客=風紀を乱す客』とはとらえていないそうです。
しかし同時に、「一般の客が怖がらないような配慮してほしい」と丁寧にお願いをしていました。
投稿を見た人たちからは、貼り紙に対したくさんの意見が寄せられています。
・タトゥーにはいろいろな見方があるけど、そこだけですべてを判断はしてほしくないかな。
・自分はタトゥーをしていないが、こういう優しい目線の銭湯や温泉が増えてもいいと思う。
・刺青の客を見たことがあるが、マナーを守っていた。ただ、刺青の人が多いと緊張してしまう。
・納得。どっちの立場も考えてくれる親切な銭湯だ。こういう所に行きたいな。
入浴施設で刺青やタトゥーの入った客が制限されるのは、暴力団関係者を入れないためや、ほかの客が威圧感を覚えないように、といったことからきているのでしょう。
しかし、近年はタトゥーへの認識も変化しつつあり、ファッションとしてだけでなく、自分の想いを表現するためや、傷跡をカバーするためなど、さまざまな理由で入れるケースもあります。
今後、価値観の多様化が進むにつれて、タトゥーを受け入れる入浴施設は増えていくかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]