店頭に「39年間ありがとうございました」の貼り紙 よく見ると?
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人の心を温かくしてくれる、『ありがとう』のひと言。
しかし、相手が親しい存在であるほど、日頃の感謝の気持ちを言葉にする機会は、意外と少ないものです。
だからこそ、『ありがとう』の言葉を伝える際は、たくさんの想いを相手へ届けたいですよね。
老舗飲食店の『閉店告知』に心打たれた理由
Xに1枚の写真を投稿したのは、みすみたかね(@1965Nightbird)さん。
埼玉県鴻巣市内で、ある飲食店の前を通りかかったところ、店頭に1枚の貼り紙が掲示されていることに気付きました。
その店は、投稿者さんが以前この地域に住んでいた頃、よく足を運んでいた老舗。兄弟で店を経営していましたが、諸事情により閉店することになってしまったそうです。
この店での思い出を振り返りながら、しんみりとしていた、投稿者さん。貼り紙の周りを見て、さらに心が揺さぶられたといいます。
なぜならば、そこにはたくさんの『ありがとう』が詰まっていたのですから!
閉店を告知すると同時に、長年の感謝の気持ちを込めて、「39年間、お世話になりました」とつづった同店。
その周囲には、常連客からのたくさんのメッセージが寄せられていました。
「もう食べられないなんて、さびしい!」や「第二の『おふくろの味』でした」といったコメントからは、いかに店が愛されていたかが伝わってきますね。
店側の『ありがとう』に対し、たくさんの客が『ありがとう』を返すという、人の温かみが詰まった光景。
同店に思い入れがあることもあり、この貼り紙を見た投稿者さんは、泣きそうになってしまったといいます。
これらの感謝の気持ちは、店主たちが長年頑張ってきたからこそ。寄せられた『ありがとう』の言葉は、しっかりと胸の奥に届いたはずです。
[文・構成/grape編集部]