カフェで注文前に授乳していた母親 すると店員が「買わないなら出て行って」 By - grape編集部 公開:2018-09-29 更新:2019-02-21 授乳 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 1歳4か月の娘、スカーレットちゃんの母親であるケイリーさんは休暇中に、イギリス南西部にあるコーンウォール半島の町ペンザンスを訪れました。 海外メディア『The Sun』によると、外を歩いているとスカーレットちゃんのベビーカーが壊れてしまい、さらに雨も降ってきます。そのため、ケイリーさんは近くにあったコーヒーショップ『コスタ・コーヒー(Costa Coffee)』に駆け込んだのだそう。 店内に入るとたくさんの客で混雑していたため、彼女はまず座ってスカーレットちゃんに授乳をしてから飲み物を注文しようと思っていたといいます。 すると授乳をしているケイリーさんに気付いた店員が彼女に、「何も買うつもりがないなら、いますぐ出て行ってください」といってきたのです。 ※写真はイメージ カフェで授乳中に出て行けといわれた母親 ケイリーさんのFacebookによると、彼女は店員に「娘がお腹を空かせているので、落ち着いたら注文をします」と説明したのだそう。 しかし店員からは「いますぐに注文しないなら出て行ってください」といわれたといいます。 ひどく気分を害したケイリーさんは、そのまま店を出ました。そしてFacebookを通じてコスタ・コーヒーに苦情のメールを送ります。 すると担当者からの返信は、謝罪を求めていた彼女の予想とは違うものだったのです。 あいにく私たちは、当店に来られたお客様には食べ物か飲み物を買っていただきたいと考えています。 今回のような場合は、まずは店長にお客さまの状況について知らせていただきたいと思います。その上で、あなたが何も買わなくてもお店にいていいかどうかは、店長の裁量次第となります。 この返信を読んだケイリーさんは、さらに怒りを覚えたといいます。そして自身のFacebookに今回の出来事について投稿。 すると投稿を読んだ人たちから、ケイリーさんへの同情とコスタ・コーヒーへの非難のコメントが多く寄せられました。 Breastfeeding mum outraged as she's asked to leave Costa – for not buying anything https://t.co/IUNusUsSCo pic.twitter.com/m909VjDu22— Daily Mirror (@DailyMirror) September 20, 2018 そしてこの投稿が拡散したことで、ついに彼女はコスタ・コーヒーから謝罪を受け、20ユーロ分のギフトカードを提供されたということです。 (コスタ・コーヒーの返信の)何が私を怒らせたかというと、コーヒーの無料券をくれなかったからじゃありません。母親は大変なのです。誰であろうと母親たちの仕事をさらに大変にするべきではありません。母親たちはみんな全力を尽くしています。この世でもっともハードな仕事をしている彼女たちは、隔離されるのではなく、称賛されたいのです。 今回の出来事を公にした理由は、明けても暮れてもがんばっている母親たちにとって、称賛されることがどれほど重要かを知ってもらいたかったのです。 Kaley Louise ーより引用(和訳) ケイリーさんが店を出るようにいわれたのは授乳をしていたからではありません。また「買わないなら出て行ってほしい」という店側の主張は間違ってはいないのかもしれません。 しかし彼女は授乳を終えたら注文するつもりでした。その状況を理解すれば、思いやりのある店員ならきっと違う対応ができたはずです。 小さな子どもを連れて外出することがどれほど大変なのか…多くの人がそのことを知り、見知らぬお母さんやお父さんたちに対しても優しさを示せる世の中になることを願います。 [文・構成/grape編集部] 出典 @DailyMirror/Kaley Louise/The Sun Share Post LINE はてな コメント
1歳4か月の娘、スカーレットちゃんの母親であるケイリーさんは休暇中に、イギリス南西部にあるコーンウォール半島の町ペンザンスを訪れました。
海外メディア『The Sun』によると、外を歩いているとスカーレットちゃんのベビーカーが壊れてしまい、さらに雨も降ってきます。そのため、ケイリーさんは近くにあったコーヒーショップ『コスタ・コーヒー(Costa Coffee)』に駆け込んだのだそう。
店内に入るとたくさんの客で混雑していたため、彼女はまず座ってスカーレットちゃんに授乳をしてから飲み物を注文しようと思っていたといいます。
すると授乳をしているケイリーさんに気付いた店員が彼女に、「何も買うつもりがないなら、いますぐ出て行ってください」といってきたのです。
※写真はイメージ
カフェで授乳中に出て行けといわれた母親
ケイリーさんのFacebookによると、彼女は店員に「娘がお腹を空かせているので、落ち着いたら注文をします」と説明したのだそう。
しかし店員からは「いますぐに注文しないなら出て行ってください」といわれたといいます。
ひどく気分を害したケイリーさんは、そのまま店を出ました。そしてFacebookを通じてコスタ・コーヒーに苦情のメールを送ります。
すると担当者からの返信は、謝罪を求めていた彼女の予想とは違うものだったのです。
あいにく私たちは、当店に来られたお客様には食べ物か飲み物を買っていただきたいと考えています。
今回のような場合は、まずは店長にお客さまの状況について知らせていただきたいと思います。その上で、あなたが何も買わなくてもお店にいていいかどうかは、店長の裁量次第となります。
この返信を読んだケイリーさんは、さらに怒りを覚えたといいます。そして自身のFacebookに今回の出来事について投稿。
すると投稿を読んだ人たちから、ケイリーさんへの同情とコスタ・コーヒーへの非難のコメントが多く寄せられました。
そしてこの投稿が拡散したことで、ついに彼女はコスタ・コーヒーから謝罪を受け、20ユーロ分のギフトカードを提供されたということです。
ケイリーさんが店を出るようにいわれたのは授乳をしていたからではありません。また「買わないなら出て行ってほしい」という店側の主張は間違ってはいないのかもしれません。
しかし彼女は授乳を終えたら注文するつもりでした。その状況を理解すれば、思いやりのある店員ならきっと違う対応ができたはずです。
小さな子どもを連れて外出することがどれほど大変なのか…多くの人がそのことを知り、見知らぬお母さんやお父さんたちに対しても優しさを示せる世の中になることを願います。
[文・構成/grape編集部]