ダウン症と診断された息子 診断前夜に母が受け取った不思議なメッセージ
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もし、生まれてきた子どもがダウン症と診断されたら…。
中には戸惑ったり、悲しんだり、不安になったり…冷静でいられなくなってしまう親もいるかもしれません。
だるま絵付け作家のAi Kabasawaさんの生まれたばかりの息子は、ダウン症と診断されました。
Aiさんが診断を聞いた時の気持ちをつづったブログが、感動的だと話題になっています。
ダウン症と聞いて「ウキッ」
病院の先生に呼ばれ、息子の経くんがダウン症だと聞かされたAiさん。
事前に、ダウン症の診断が出ることがほぼ分かっていたAiさんは、診断直後の自分の心の動きを、冷静に見つめることにしていたそうです。
そして、その時の心模様を詳細に書いています。
とても素直に、そして、前向きに事実を受け入れたAiさん。
その気持ちは夫も一緒だったようで、動じないAiさん夫婦に、真剣な面持ちで説明していた先生も拍子抜けした様子だったそうです。
診断前夜のテレパシー
Aiさんが診断結果を素直に受け入れられたのは、その前夜の出来事も関係していました。
翌日、ダウン症かどうかの結果が出る夜。Aiさんはベビーベッドにいる経くんの両手を握り、おでことおでこをくっつけて、「どっちなんだい?」と聞きました。
すると…。
経くんからのメッセージがハッキリ聞こえたというのです。
驚いて経くんを見ると、そこには、まっすぐな瞳でAiさんを見つめる経くんがいました。
この不思議な出来事のおかげで、心穏やかに、先生の話を聞くことができたそうです。
このAiさんのブログには、同じように障がいを持つ子どものママなど、たくさんの読者から、感動や感謝のコメントが寄せられています。
・私もダウン症児を授かってとても幸せな毎日を過ごしています。そして授かったことによって、色んな世界を知ることができました。
・障がいをもって生まれてきた子が、いま高校1年生です。障がいのある子どもを育てるのには四苦八苦しましたが、息子を通して出会った人たちは本当に素晴らしい人ばかりでした!
・障がいがあるとか、ないとか、そんなことは関係ないんだなぁ。いまの社会では「障がいがある子が産まれる=かわいそう」という雰囲気だけど、どんな子でも可愛いと改めて感じました。
・私の長女は発達障がいですが、本当に世界を楽しむために生まれたような人。私に別の世界を見せてくれる人です。
どんな状況にも前向きに、輝くいまを描いて進もうとするAiさん。
これからAiさんとたくさんの時間を一緒に過ごす経くんがどのように成長してくのか、とても楽しみですね。
[文・構成/grape編集部]