生まれた息子がダウン症と知り、家族のもとを去った母親 すると父親は…
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人に貸したプラ容器 返却されたものが?「この手があったか」「マネする!」「人から借りたプラ容器は…」女性の行動に称賛と共感の声!
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待望の赤ちゃんを授かった人にとって、初めて我が子と対面する瞬間は忘れがたいものでしょう。
ロシアに住むエフゲニー・アニーシモフさんと彼の妻にとっても、息子のミシカくんが誕生した瞬間は喜びと感動そのものだったといいます。
そして彼の誕生から1分39秒後、医師はエフゲニーさん夫婦にこう告げたのです。
「恐らくお子さんはダウン症をもっていると思われます」
ウェブメディア『Bored Panda』によると、エフゲニーさんは医師のその言葉を聞くまでダウン症について何も知らなかったのだそう。
その数日後、検査の結果によりミシカくんがダウン症をもっていることが判明した時、彼は病院を出ると涙が止まらなかったのだとか。
しかし、ひとしきり泣いた後はすぐに気持ちが切り替わり、「これは僕が計画した通りじゃないか。僕らは羊水検査を受けなかったが、もし受けていたとしても僕はこの子を望んでいただろう。だから責任を持って育てなければ」と前向きになれたといいます。
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息子をめぐり妻と対立した夫の決意
ミシカくんがダウン症と診断された日から、エフゲニーさんはダウン症についての理解を深めるための勉強を始めます。
ところが彼の妻は同じ気持ちではありませんでした。妻はミシカくんを育てる自信がなく、養子に出すことを望んだのです。
夫婦はそれまでいい信頼関係を築いていて、何か問題があっても一緒に乗り越えてきたといいます。
多くの場合、エフゲニーさんが折れて妻の希望を叶えてあげていたのだそう。しかし今回ばかりは彼は折れるつもりはなく、必死に妻を説得しました。
しかしその結果、妻はエフゲニーさんとミシカくんのもとを去って行ったのです。
こうして彼はシングルファーザーとして、ミシカくんを育てることを決意します。
妻と離婚後、エフゲニーさんの生活は大きく変わりました。彼の生活はミシカくんが中心となり、食事作りや洗濯、掃除、散歩などで毎日大忙しだといいます。
エフゲニーさんの母親が手伝ってくれているため、彼は自分の時間を持つこともできるそうで、それがとても重要だと感じているのだそう。
子育ての大変さを身をもって知った彼は「子供を持つすべての夫たちに『奥さんを手伝ってあげて』といいたいよ。子育てはとても面白いけど、すごくハードだからね」と語っています。
エフゲニーさんはミシカくんとの生活をInstagramで公表しています。
自分たちについて知ってもらうことで、同じようにダウン症をもつ子供の家族をサポートしたいと願っているのだそうです。
ミシカくんは優しい父親とおばあさんの愛情をたっぷりと受けて、すくすくと成長しています。
写真を見ていると、ミシカくんがとても幸せそうなのが伝わってきますね。
エフゲニーさんとミシカくんの姿を見て、勇気付けられる人はきっと大勢いることでしょう。
[文・構成/grape編集部]