ダウン症の娘を持つ母親 カフェで見知らぬ人にかけられた言葉に泣き崩れる
公開: 更新:

出典:Facebook

いじめを受けていたダウン症の少女 大統領が手をつないで登校する姿が話題に東ヨーロッパのバルカン半島に位置する、北マケドニア共和国。 同国のステボ・ペンダロフスキー大統領が、いじめを受ける少女のためにとった行動に、称賛の声が上がりました。 北マケドニア共和国大統領「共感は私たちの道徳的義務」 ...

ポツンと1人自分の席に座るダウン症の女の子 するとヤンチャな生徒が隣に来て…1人机にポツンと座るダウン症の女の子 気付いたクラス1ヤンチャな生徒は?
ダウン症の娘を持つ母親がFacebookでシェアした、心温まるエピソードをご紹介します。
カナダに住むパムさんは、生後18ケ月の娘・ソフィアちゃんと一緒にカフェでくつろいでいました。すると近くに座っていた2人の女性がソフィアちゃんのことをジロジロと見始め、何やらひそひそと話を始めたのだそうです。
パムさんが気づいていても、2人はさらに首を伸ばしてソフィアちゃんを見ることをやめません。ダウン症であるソフィアちゃんを人々が興味本位で見たりすることには慣れているというパムさんですが、この日はとても嫌な気持ちになったそうです。
すると見知らぬ男性が近づいてきて…
そのすぐ後に、カップルがパムさんに近づいてきました。彼女は「また別の人たちがソフィアを近くで見ようとしてやってきた」と思ったのだそう。するとその男性はソフィアちゃんに挨拶をしてハイタッチと握手をしました。ソフィアちゃんも笑って手を振り返したそうです。
そして男性は目に涙を浮かべながら、パムさんに話しかけてきたのです。
「あなたにぜひ聞いてもらいたい話があるんです。だけどたぶん、私は感極まって途中で話せなくなりそうなのですが…。」
パムさんはその男性に「ぜひ話してください」と答えました。
男性は前日にテレビのニュースで、重度の障がいを持つ赤ちゃんを産んだ、ある母親のインタビューを見たのだそう。その母親は医師から人口中絶を勧められるも、出産することを決めたというのです。
「私が言いたいのは、生まれてきた人が世界にどんな影響を与えるかは誰もわからない。彼らに何ができるのか…それは生まれてきて、チャンスを与えてあげない限り、誰もわからないんです。
あなたは美しい人だ。あなたの娘さんも美しい。素晴らしいことです!」
そう言って男性が立ち去った後、パムさんは泣き崩れました。
このパムさんの投稿は多くの人たちにシェアされています。そしてコメント欄には
「ソフィアはなんて美しいの!」「神様はあなたがソフィアを愛することができるとわかっていたから、あなたを彼女の母親に選んだのでしょう!」といった温かい言葉がたくさん寄せられています。
ソフィアちゃんのように障がいと共に生きる子どもたちが、将来どんな素晴らしいことを成し遂げてくれるのか。そのことを世界が知る日がいつかやって来ることでしょう。