ミスUSAの州大会に出場したダウン症の女性 その魅力で歴史的快挙を達成
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
通りすがりの女性に絶叫された犬 その姿に「これは絶叫されて当然」「私もする」サモエドのダッツくんとの日常をSNSで発信している、飼い主(@samoyed_dazs)さん。 2024年12月21日に、ダッツくんを連れて都内のイルミネーションを見に行くと、通りすがりの見知らぬ女性に…?
女性たちが外見と内面の美しさを競うミスコンテスト。2017年11月26日、アメリカで『ミスUSA』本選への出場をかけ、ミネソタ州代表を選ぶ大会が開催されました。
その大会に出場した1人の女性が「アメリカの歴史を塗り替えた」として話題となっています。
女性の名前はミケイラ・ホルムグレンさん。22歳のミケイラさんは、ダウン症をもっています。
彼女はこの日、『ミスUSA』の州代表選考大会に出場した最初のダウン症の女性となったのです。
ダウン症の女性が『ミスUSA』で歴史的快挙を達成
それだけではありません。ミケイラさんはこの大会で『スピリット・オブ・ミスUSA・アワード』と『ディレクターズ・アワード』という2つを受賞したのです。
『スピリット・オブ・ミスUSA・アワード』は出場者の家族や友人らが書いた手紙を元に審査員が決める賞で、もっともミスUSAの精神を持っていると思われる出場者に贈られます。
また、『ディレクターズ・アワード』は、コンテストでもっとも傑出した女性が選ばれる賞だということです。
ABCニュースによると、大会ディレクターのデニス・ウォレス氏はミケイラさんの受賞理由についてこう語りました。
ミケイラさん:
今日こうしてミスUSAの大会に出られていることが嬉しいです。
私の両親をとても誇りに思います。すごくわくわくしています。
実はミケイラさんがミスコンテストに出場したのは、今回が初めてではありません。彼女は2015年に『ミネソタ・ジュニア・ミス・アメイジング』という大会で優勝し、ミネソタ州代表として全国大会に出場していたのです。
ミケイラさんはダンスが大好き。ダンス歴は16年で、体操選手としてスペシャルオリンピックにも出場経験があるのだそう。これからもその旺盛なチャレンジ精神で、どんどん夢を叶えていくことでしょう。
エネルギッシュな明るい性格で、多くの人たちを魅了するミケイラさん。この度のミスUSAへの出場によって彼女が成し遂げた快挙はきっと、彼女と同じダウン症をもつ人だけでなく、多くの人たちに勇気を与えてくれるはずです。
[文・構成/grape編集部]