辛いししとうの見分け方とは?辛くなる理由と食べた時の対処法を解説
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炒め物や天ぷらなど、さまざまな料理に使えるししとう。本来は辛味のないマイルドな野菜ですが、時々辛い個体に当たる場合があります。
なぜ一部だけが辛味を持つのか、また調理前にそれを見抜く方法はないのか、疑問に感じる人もいるでしょう。
本記事では、ししとうが辛くなる理由から、見た目で判断できる見分け方のコツ、そして万が一辛いものを口にしてしまった際の対処法まで解説します。
辛いししとうの見分け方が知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
『辛いししとう』があるのはなぜ?
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ししとうは本来、辛くない野菜として品種改良されたものです。トウガラシを品種改良して生まれたししとうは、辛味の成分が少なくなるように育てられており、一般的には辛さを感じずに食べられます。
ところが、ごくまれに非常に辛いししとうが混ざる場合があるのです。
その原因は、育つ環境で、強いストレスを受けたことが関係していると考えられています。例えば、真夏の高温や乾燥、水分不足、急な天候の変化などがあるようです。
こうしたストレスを感じると、ししとうの中にある『カプサイシン』という辛み成分を作る遺伝子が活発になり、辛くなってしまいます。
どんなに見た目が普通でも、育てられた状況によって辛いものが混ざる可能性がある点には、注意しましょう。
『辛いししとう』が入っている確率は?
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辛いししとうに出会う確率は、およそ10本に1本の割合といわれています。
このため、袋にたくさん入ったものを買うと、辛い個体に遭遇する可能性は自然と高まります。もちろん、これは確率の問題なので、数本しか買わなくても油断はできません。
特に多くのししとうを一度に調理する際は、「辛いものが混ざっているかもしれない」と念頭に置いておくと、いざという時に慌てずに済むでしょう。
『辛いししとう』の見分け方
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辛いししとうにはいくつかの特徴があり、それによって『辛いししとう』と『辛くないししとう』を見分けられる可能性があります。代表的なのは、見た目、種の数、香りといった3つの要素です。
これらはあくまでも目安であり確実ではありませんが、辛いものを避けたい時には参考になるでしょう。
それぞれのポイントについてまとめました。
見た目
ししとうの辛さは、見た目から推測できるようです。
ストレスを受けて育ったししとうは、成長に影響が出て形がいびつになりやすく、辛味を持つことがあるのだとか。そのため、形がゆがんでいたり、極端に細長くなっていたりするししとうは辛いかもしれません。
また、表面のツヤがなく、皮のしわが少ないものも辛い傾向があるといわれています。
逆に、真っ直ぐでふっくらとした形のもの、ツヤがあって色が均一なものは、比較的辛くない場合が多いようです。
もちろん見た目だけで完全に判別することは難しいですが、購入時の目安として参考にできるでしょう。
種の数
ししとうを切った時、中に入っている種の量で辛いかどうかが予想できるようです。
一般的に、辛いししとうは種の数が少ない場合が多い傾向にあります。
カットした際に、種が少ない場合は、辛味がある可能性を考えて調理するのがいいでしょう。
また、カットせずに調理したい時には、実を指で軽く押してみてください。柔らかくへこみやすいものは、種が少なく辛い確率が高いといわれています。
触感での判断も、見分け方の1つとして活用できるでしょう。
香り
ししとうの香りをかいでみると、辛さを見分けるヒントが得られる可能性があります。
特に、鼻を刺激するような強いにおいがする場合は、辛味成分が多く含まれているかもしれません。調理前に香りを確認して、刺激が強いものは避けたほうがいいでしょう。
たくさんのししとうを一度に使う場合、加熱した時に香りが立ってくることで辛い個体を見つけやすくなるケースもあります。
見た目や触感とあわせて、香りも1つの判断材料になると考えられているため、五感を使って見分けるといいでしょう。
『辛いししとう』を食べてしまった時の対処法
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辛いししとうをうっかり食べてしまった時は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を口にするのが効果的だといわれています。
辛さのもとである『カプサイシン』は水に溶けにくく、水を飲んでも辛さはなかなか取れません。一方で、カプサイシンは脂に溶けやすいため、乳製品に含まれるたんぱく質の『カゼイン』が刺激をやわらげてくれるそう。
牛乳やチーズは手軽に取り入れられるため、辛いものが苦手な人は常備しておくと安心でしょう。
また、調理前に辛そうなししとうがあった場合は、ヘタと種をあらかじめ取り除いておくのもおすすめです。辛味成分は特にこの部分に集中しているといわれるため、事前に処理しておけば辛さを軽減できるでしょう。
『辛いししとう』を見分ける時は見た目と種の量、香りを確認しよう
ししとうは本来、辛くない野菜として親しまれていますが、10本に1本は辛みのあるものが紛れ込むことがあります。
形のいびつさや表面のツヤ、種の量や香りといった特徴を見て、ある程度の見分けが可能です。完全に判断することは難しいものの、ポイントを押さえておけば、辛いししとうに当たるリスクを減らせるでしょう。
また、万が一食べてしまった場合には、乳製品を使って辛さを和らげるのが効果的です。
日常の料理にししとうを取り入れる際は、本記事の内容を参考にしながら、安全においしく楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]