いじめを受けていたダウン症の少女 大統領が手をつないで登校する姿が話題に
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出典:SPendarovski

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東ヨーロッパのバルカン半島に位置する、北マケドニア共和国。
同国のステボ・ペンダロフスキー大統領が、いじめを受ける少女のためにとった行動に、称賛の声が上がりました。
北マケドニア共和国大統領「共感は私たちの道徳的義務」
大統領政治教育センターの発表によると、ペンダロフスキー大統領は、ダウン症の少女であるエンブラ・アデミさんと彼女の家族が日常的に直面している課題について話しあったといいます。
学校で、差別を受けているというエンブラさんのため、ペンダロフスキー大統領は、自ら彼女の手を取り、学校を訪問。
「子供たちの権利を危険にさらすような人々の行動は、容認できない」とコメントし、エンブラさんと彼女の家族を支援する姿勢を見せました。
また、ペンダロフスキー大統領が、エンブラさんとともに学校を訪れた背景には、「多様な人々がお互いの個性を認めあうことが基本原則である」と示すためだったとも、語っています。
SNSを介して、「共感は私たちの道徳的義務」とも呼びかけたペンダロフスキー大統領。
大統領自ら差別問題に向き合う姿勢はネット上で反響を呼び、日本でも「素晴らしい」とペンダロフスキー大統領を称賛する声が寄せられました。
・少女を、1人の人間として、差別問題に向き合う姿が素晴らしい。
・大統領としての信念を感じます。
・「差別はダメ」「いじめはダメ」と語るだけではなく、実際に行動に移すところがかっこいい。
エンブラさんや彼女の家族が直面している状況は、残念なことに決して珍しいことではありません。
周囲から差別的な態度を取られ、悩んでいる人は世界中にいます。
顔も知らない誰かの悩みではなく、自分のこととして問題に向き合う姿勢が、世の中を変える第一歩なのではないでしょうか。
ペンダロフスキー大統領自らが起こしたアクションは、世界中の人々に大切なことを気付かせてくれたはずです。
[文・構成/grape編集部]